よくある言葉に対して反論しようかなと
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
ね、よく聞くでしょ?
この言葉を聞くだけで虫唾が走るというかなんというか・・・
大嫌いなんですよ(笑)
って事で反論していこう!
- 苦労の意味を理解しよう
- 自分で思うのと相手に言われるとの違い
- わざわざ苦労をするのじゃなく楽をしたほうが良い
- 人から言われても鵜呑みにするべからず
- 苦労はしないほうが良い
- 苦労を良い物にしたいと思っている人へ
苦労の意味を理解しよう
って事で辞書で調べてみよう!
意味1:精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること
意味2:人に世話をかけたり、厄介になったりすること
おい!!!
最悪じゃねぇか!!!
決してプラスの意味がありません
わざわざ苦しい思いする必要があるんだろうか?
「若いうちに苦労しておけば、将来何かの役にたったり何かの糧になるだろう」
つまり希望的観測に近いわけですな、保証なんかありませんよ
自分で思うのと相手に言われるとの違い
この問題の本質はここにあると思いますね
自分で思う分には自己完結出来るので問題ないわけです!
しかし他人に言われると意味が変わってきます
例えば
- 「俺も苦労したんだからお前もしろ」が本心
- 苦労を売る側
こういう場合があるわけです(実体験)
そもそも「何が苦労なのか?」は自分自身で決めるものだと思うのよ
人から言われてするのは苦労じゃない、言い換えると無駄な苦労を買わされようとしているって感じかな?
私としては「しなくてもよい無駄な苦労」はあると断言しちゃいます
わざわざ苦労をするのじゃなく楽をしたほうが良い
こういうと批判を浴びそうだが(笑)
ここで言う「楽」とはサボったり、怠けることじゃありません
物事を効率化して無駄を省いて時間を有意義にする事をさします!
例えば1時間かかる作業があるとします
工夫すれば30分で終わるし疲労が少ないとすればどっちを選びますか?
多くの人が後者を選ぶんじゃないかな
楽な方法があるのにも関わらず前者を選ぶ行為は「無駄な苦労」を背負うことになりますよね
それになんの良さがあるんでしょうか?
美徳にするには無理があると私は思うのですよ
楽をする為に工夫するのって結構知能が必要なのです
人から言われても鵜呑みにするべからず
考え方によっては「若いうちの苦労は買ってでもしろ」は良い意味を持ちません
生まれてから苦労を背負っている人をバカにしているようにも感じますし、「結果は保証しないが、これが正解なんだよ」って言っているようにも感じます
何故って?
人から言われるからだよ
上にも書いたけど何を苦労と判断するかは本人にしか分かりませんので、この言葉を人に向かって言ってはいけないと思うのですよ
この記事を見ている人の中でも言われた経験ある人いるだろう、そんなあなたに言いたい
「全く説得力ない言葉だから鵜呑みにしちゃダメよ」
私の経験だけど、この言葉を言ってくる人にマトモな人はいませんでした
苦労はしないほうが良い
「苦労を良し」とする理屈には、苦労をしていない人との比較が関係しているんだろうと思います
例えば
- 苦労している人のほうが同調しやすい
- 自分より不幸な人がいると安心する
- 苦労しない人への嫉妬
経験上、こういう感情が苦労を良しとする思考に繋がっているのかなって思います
トモーヌも何を隠そう、それなりに苦労していますよ!
でもね、確実に言える事があります!
苦労なんかしないほうがいいぞ!!!
だって何の利益も無いもん、しないほうがマシだよ
時間であったりお金であったり苦労がなければ得していました
苦労を良い物にしたいと思っている人へ
あなた、苦労と努力を勘違いしてない?
多分「努力」って言葉に置き換えたら印象変わると思うのよ
「若いうちの努力は買ってでもしろ」
・・・うーん、良くは無いな(笑)
この手の言葉は人から言われるとNGだね
自分自信に言い聞かせるならいいけど、安易に人に対して言うべきではありませんよ