トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

自己責任論は正論に聞こえるが曲論に使われる事が多い

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色んなニュースの話題やネット上にもチラホラ見る「自己責任」って言葉ですが、私はとても嫌いなのです

何故なら世の中では安易にこの言葉を振りかざしていると感じるからです

 

今回は「自己責任論」について書いていこうかなと

自己責任の定着

この言葉が流行ったのは小泉政権の頃かなと思う

小泉純一郎は構造改革や郵政民営化や規制緩和などして、国の仕組みをいくつか変えたくせに国民に自己責任を押し付けるという非情な男でした

時の総理大臣が自己責任論を振りかざすのは確実に間違っています

社会への影響の大きさと政治家という立場でこの言葉を使うのはアホ丸出しで無責任だし、個人の範囲を超える話を自己責任で解決出来るのであれば政府は必要ありません

 

あの時からこの言葉が定着してしまい、事あるごとに「自己責任」って言葉が使われるようになりましたね

よく考えたらこの言葉は非常に使い勝手が良いのです

特に人を責める時には有効な言葉であるのです

そもそも自己責任って?例を作って考える

例えばあなたの職場に仕事が出来ない社員がいるとします

その社員は努力しているつもりでも全く仕事が出来ません

周りからは「努力不足だ」とか「あれじゃいつ首を切られてもおかしくない」と言われています

そしてその社員の評価も給料は低い

 

さてここで問題です

例え話に出てくる仕事の出来ない社員は自己責任でしょうか?

私はそう思いません

結論を自己責任論と決めるのは雑であると思うのですよ

通常、物事はあらゆる要素が合わさって起きています

この例え話の場合だとまず考えないといけないのは「なぜこの業況が生まれてしまうのか」であります

無能な社員が仕事が出来ない原因は本人以外にもあります

例えば上司が無能であったり、職場のコミュニケーションが取れていなかったり

出来ない仕事をさせていたりなどなど考えたら沢山出てくるものです

究極的には責任が何なのかが分からないのです

 

あらゆる要素が重なって仕事が出来ない社員を生んでいるわけですから、一つひとつ検証する必要があるのに「自己責任」という言葉で総括するのは雑ですし思考停止した結論です

これはある意味「無責任」とも言えるかもしれません

だって現象に対する検証を怠っているのだから

例その2

次の例だとブラック企業に勤めている人が倒れたり亡くなってしまった場合ですが、何故かわかりませんがブラック企業に勤めている人(被害者)が責められるパターンがあります

「そんな会社に入ったのが悪い」

「甘えだ!」

「転職しないのが悪い」

仮に自己責任であったとしても、労働者に劣悪な行いをしているブラック企業の免罪符にはなりません

この問題を整理してみましょう

  • 被害者は退職出来る選択肢があるのに実行しなかった為に、時間と労力を浪費してしまう(自分に対する責任)
  • 被害者に対して違法な労働環境を提供した企業の責任(社会的責任)

こう書けば分かると思いますが、両者共に責任は存在しています

ただ内容が全然違いますよね

被害者側はあくまでも個人の範囲の責任ですが、企業側は違法行為で他者に被害を与えているという社会的責任があります

だから別問題として扱うべきなのです

被害者に自己責任論を振りかざしても、企業側の違法行為に対して何の効果もありません

被害者だけが責められて責任を負う状態になっちゃいますよね

自己責任が適用される場合

自己責任が適用されるべき例は投資でしょう

といっても人から誘いを受けてする場合は除外します

ここで言う「投資」は完全に自分で調べて考えて決断する投資の事です

資本金も自分で用意して投資先も自分で決めて行うので、もし損益が発生しても自己責任になるわけです

嫌なら投資しなければいいんだから

 

つまり1から10まで自分で決めれて尚且つ他者の干渉が無い場合に適用されるべきかと

 

加えて言うと、自己責任論というのは他者に対して振りかざすものでは無いと思うのですよ

重複しますが物事というのはあらゆる要素が重なって起きています、そして私達はそれぞれ人生経験や考え方が違います(十人十色とも言う)

あなたが他人に対して「自己責任だよな」って感じたとしても、当の本人は「いや違う」という事があるわけで、あなたに真実は分からないわけです

個人的感想というなら理解できますが、他人に対して「自己責任だ」と言ってもただの攻撃にしかならないと思います

あなたは他人の事をどこまで知っていますか?

どこまで理解していますか?

ちゃんと理解していないのに安易に自己責任論を他人に振りかざしていませんか? 

まとめ

私としての結論は

  1. 自己責任論は安易に使うべきではない
  2. 自己責任論は他者に対して使うべきではない
  3. 自己責任論は自分自身に対して使うべきものだ

ということです!

皆さんはどんな結論が出せましたか?

自己責任論について今一度考えてみてはいかがでしょうか?