トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

政治家の漢字の読み間違いは大問題?【安倍総理】

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安倍総理がまたしても漢字の読み間違いをしてしまいましたね

「背後」「せいご」と読んでしまったのです

数年前も麻生太郎が漢字を読み間違えてしまい叩かれるといったことがありましたね

「漢字の読み間違いくらいいいだろ」

そう考える人も多いでしょう

しかしちょっと冷静に考えてみると、政治家の漢字読み間違いは大問題という結論に達しました

それは何故かを書いていきます

読み間違いのパターンで決まる

私達も日々の生活で漢字の読み間違いをするでしょう

よく似ている読みであったり字が似ている場合や、同じような意味合いで使う字だとパッと正解が浮かばず誤った答えをいってしまうことは誰にでもあります

私の場合だと、「代替(だいたい)」「だいがえ」と読み間違えてしまうことが数回ありました

でもパソコンなどで「だいがえ」と打つとちゃんと変換されますので、漢字の読みだけで言えば読めるわけですよ

単語としては間違いですけどね

 

このように漢字の読みは正解だけど、単語としての読み方が間違いって例は多いと思うのですよ

んでもって声に出して読んでみても大して違和感がなければ間違い易いのです

多くの人が起こす読み間違いはこれです

 

安倍総理の読み間違いは上記とは違います

「背後」を「せいご」と読んでしまったわけですが、明らかに無理がありますよね

この読み間違いを私は初めて知りましたから「え?そういう読み間違いする人いるんだ」と思ってしまいましたよ

確かに「背」の読みは「せ・せい・はい」と漢字の読みとしては間違ってはいません

では一般的な読み間違いとどう違うのか?

「背後」を「せいご」とルビをふってみてください

違和感ありませんか?

小学校レベルの漢字を知っていれば違和感を感じるはずです

そして前後の文をみても、「せいご」って単語が入るわけがないし、そもそも「せいご」の読みの単語って少なく、「生後・正誤・成語」とかくらいしかありません

 

前後の文、日常的に使うレベル、小学生レベル、あり得ない使い方、こういった点で問題なのです

立場の問題

私達が日常で漢字の間違いをしてしまうのと、国会議員で尚且つ内閣総理大臣が演説で間違えてしまうのではワケが違う

そもそも政治家とは何かを考えてみよう

「言葉を人に発信すること」

これも仕事なのである

だから演説をしたりイベントで言葉を発したり、国の運営に関わる発言をするのだ

国会議員の発言は責任があるから重いわけだ

 

安倍総理の間違え方は無教養を公にしてしまうだけでなく、そんな凡ミスを何度もしているのに周りが注意しない体質が致命的である

もし周りに「漢字の間違いはダメですよ、そうならないように勉学を」と言ってくれる人がいたらさすがにこんなミスはしないだろう

以前にも「云々」「でんでん」と読み間違えたが、これもあり得ないレベルの間違いである

なのにも関わらず周りの人間達は正そうとしない

事前に読む練習すら怠っていたであろうと思われても仕方がないだろう

つまり、演説で発した言葉は自分の頭で考えたわけじゃないし、責任感も無い薄っぺらい言葉なのだ

「言葉を発すること」を軽く考えている人間が国の運営をして、国民や海外に向けて言葉を発信する

これが恐ろしいことであることを理解すべきだ

不安ならせめてルビを振っておけって話だ

 

単純に総理大臣が「背後」すら読めない教養の無さにガッカリなんですけどね

単純な読み間違いと侮るな!

今回のようなあり得ない読み間違いをしていると「本当に言葉の意味分かって演説しているのか?」と疑ってしまいます

「何となく」とか「雰囲気で」とかで政治家をしているんじゃないかなって感じるんですよね

言葉遊びばかりして聞こえの良い言葉を探して発信する政治家達って国民や国の事なんかどうでもいいんでしょう

「政治家は一切信用出来ない」

こう考えたほうがいいんじゃないかなと

日本の政治家のトップという立場で簡単な漢字すら読めないのは情けないですよ

 

あり得ない読み間違いをするってことは、その文章を読む練習すらしていないし意味も理解出来ていないんです

そんな言葉を発信しているのが日本の総理大臣なんですよ

 

まあでもそんな無教養でも総理大臣になれる日本ってある意味優しい国なのかもしれませんね