トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

JASRAC批判の多くは的外れである

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世間から叩かれるJASRAC…といってもネット上がほとんどかと思われますが、何年経っても叩かれ続けています

私も一時期(MIDIの時代)は批判側でしたが、時が経ってJASRACの考えが理解出来るようになりました

10年以上、ネット上でのJASRAC批判を見ていましたがほとんどが的外れであると感じます

私は過去記事でJASRACについて書いてあるので一読を

今日は的外れなJASRAC批判をディスっていこうかなと

ダメなJASRAC批判の例

まずはネット上に散見されるダメなJASRAC批判を紹介していこう

よくよく考えれば分かることなのに適当に考えてしまっているのか的外れな批判をしている人が多いのです

「JASRACは必要無い!」

その意見を通したいのであればJASRACに信託している音楽家・アーティスト・レコード会社などに言えって話だ

JASRACはあくまで顧客から信託されて仕事をしているだけに過ぎない

「信託したい」って需要があるから存在しているのだから君が「必要ない」って言ったところで無駄です

どうしても批判したいならば、必要としている人たちを批判しなさい

「荒稼ぎしている」

日本の音楽市場は大きいのは誰にでも分かるだろう

なので額も大きい

JASRACは運営費・人件費を差し引いた9割ほどの収益を顧客に渡している

理事長も言っているが社内留保が無い法人なのである

そもそもJASRACのHPに掲載しているから「それ読め」って話だ

情報公開 JASRAC

「JASRAC社員は給料が高い」

それは君の感想なのだろうね

JASRAC社員がどんな仕事をしているかを考えてから人の収入に文句を言おう

何度も言うが顧客の需要があるから存在している団体なのだ

もし会員の中で「社員の給料高すぎじゃね?」って意見が出たら会員達が総会や理事会での議題に上げるはずである

皆が納得しているからこの給料なのだろう

 

話はそれるが私は絶対したくない仕事である

その辺のスナックやバーに「ちゃんと払ってください」と怯まずに徴収しないといけないので精神疲労が大きいことが予想される

もしJASRACなどの管理団体が無くなったら音楽家自らやらないといけなくなってしまうのだ

そう考えたら妥当だろって話

「街中から音楽が消える」

一体どこの世界に住んでいるのだ?と言いたくなるアホ批判である

音楽を作るクリエイターにお金がいかないほうが音楽が消えるのに何を言っているんだ?と思うね

JASRACが徴収を活発にしているけど街中から音楽が無くなりましたか?

具体性の無い曖昧な批判なので話になりません

「結婚式で使ったら料金発生した」

1から10まで自分達で企画して非営利で行う結婚式なら料金は発生しない

全部自分達でやってるか?違うよね?

結婚式場の事業者が主に企画して作り上げているよね

ってことで「事業で音楽を使う」となるわけだから「営利目的」と見なされるわけだ

この場合は事業者が払えばいいのだが、結婚式をする客の料金に上乗せされることもあるのかな?

この辺ちゃんと話し合いをしてくれって話だ

 

GLAYが「(結婚式で使用)自分達の楽曲を無償提供したい」と発言し喝采を浴びていようだが、GLAYは全く契約を分かっていないのか言い方が悪い

こいつらが言ったのは『原盤権』であり、CD音源を使うときには該当するものの演奏や複製は無料ではないのだ

これはGLAYのHPでも説明されている

アーティスト本人達が安易に「無償提供」を言ってしまうのは良くないのだ

「日本の音楽が衰退する」

これまたアホな批判だが、音楽の衰退とJASRACとは関係ない

CDが売れなくなったのはCD以外で音楽を聴く手段が増えたからだ

CDが売れない音楽家達はライブで稼いでいる場合もある

時代に合わせてやり方を変えているだけに過ぎない

だいたい音楽を聴く機会そのものは昔より増えている

Youtubeやニコニコ動画、その他のアプリで音楽を自由に聴けるのは何故か分かるか?

事業者とJASRACが包括契約を結んでいるからである

包括契約が無かったらアップロードなんか出来ないぞ

BANされて終わりだ

 

アホな批判をしている奴、Youtubeで音楽を聴いていないよな?

YOUTUBEとJASRACの恩恵って理解しているか?

筋違いな文句はやめたほうがいいかと

宇多田ヒカルの発言

日本の有名アーティストがこんな発言をしてしまったが故に著作権について誤解を生み出してしまいました

そもそも非営利や学校教育である場での利用についてはJASRACは徴収していません

的外れな発言なのである

おそらく宇多田はヤマハ音楽教室問題についてつぶやいたのだろうけど、ヤマハは営利団体なので例外である

そもそもこの人はJASRACに信託している身で批判をしているので卑怯に感じますね

「アーティストの取り分が減っている」

アーティスト本人を含め何人かが楽曲利用をしているとして、その著作権料をJASRACが集める(包括契約も含む)

100集まったものを90分配するようなものなのでアーティスト本人が「取り分が少ない」となるのは当然かもしれない

しかしJASRACは慈善事業者じゃないので手数料を取るに決まっている

「著作権料の徴収」を信託されているから当たり前だろ

嫌なら自分で徴収するしかないのだ

 

それにアーティスト本人が信託契約を理解していなかったり、信託者が本人以外(レコード会社とか)である場合もある

批判する前に契約内容を確認することをオススメする

「教育から金を取るな」

ヤマハ音楽教室のことを言っているのだろうが、営利企業なので徴収されて当たり前である

他人の楽曲を利用して事業をしているくせにゴネる意味が分からない

どうしても払いたくならなら教育機関にすれば良いわけで、塾と同じカテゴリーの音楽教室を教育機関には出来ません

何度も言われているが学校教育で使われる場合は徴収されていません

※例外として営利行為がある場合は徴収される

批判を通したいのであればこうしろ

ただ単にJASRAC批判をしている奴等の願いどおりにするには、JASRACに信託しているアーティスト・レコード会社に文句を言うのが建設的である

信託しなければJASRACは徴収する権限がありません

仮に誤って対象じゃない人に徴収を迫ってきても出来なくなります

なのであなたが応援しているアーティストに「JASRACに信託すんな!」と言えば良いのです

信託者がアーティスト本人でない可能性はレコード会社に言ってやってください

でないとアーティストも「え???」って困惑してしまいます

 

JASRACが何故徴収するのかは「お客さんがいる」からである

この関係を見ればいかにこれまでのJASRAC批判が的外れか分かるだろう

音楽を軽く考えている

私の周りの批判者達の主張を聞いていると「音楽ぐらいタダで使いたい」という思いを感じる

「手続きが面倒だし金も払わないといけない」

「音源買ったんだからどう使ってもええやん」

そういう考えから批判に繋がっていると感じる

 

そもそも音楽家達がJASRACを何故利用するのかを考えれば、自分達の考えがいかに自分勝手なのか分かるはずである

自己中な感情論はやめていただきたい

まとめ

今回の記事はいつまで経っても終わらないJASRAC批判にイラっときたので書いたのです

形の無い物に価値を見出せない人が多いことで困ったものである

おまけにアーティスト本人も「信託契約」を全然理解していなかったりするので問題がなかなか解決しません

 

私が音楽家で活動するのならJASRACを利用するに決まってますよ

だって面倒な徴収をやってくれるんですよ

多少手数料払ってもやってもらいたいって思いますよ

「あなたが音楽家だったら」と考えてみてください

自分で著作権管理・徴収出来ますか?しながら音楽活動出来ますか?