ここ最近、変な詐欺が流行っているようです
『全国銀行協会』を名乗る連中が銀行のキャッシュカードを騙し取ろうとしているらしい
その手順と注意事項を書いていく
悪質な手口
タイトルにもあるように問題の詐欺連中は「5月1日の改元による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用に変更します」と書かれた書類が入った封筒を送りつけるそうだ
そしてその封筒には『全国銀行協会』と記載してあるとのこと
「キャッシュカード変更申込書」と書かれた書類には口座番号、暗証番号を記載する欄が設けられており、キャッシュカードの現物も同封するように案内書きされてあったそうだ
当然だが言うとおりにしてしまうとどこかのATMで引き落としされてしまう
実在する団体名を使うあたりが悪質である
現時点で被害者は出ていないのが救いである
全国銀行協会って？
今回の詐欺に使われて迷惑しているであろう団体である
この団体は一般社団法人で主に銀行相手の業務をしている
日本国内で活動する銀行や銀行持株会社、各地の銀行協会を会員とする一般社団法人。銀行業の健全な発展を目的とし、決済システム（全国銀行データ通信システム等）の運営や、適正な消費者取引を推進するためのルール制定・啓発活動、銀行業務の円滑化を目指した各種提言などを行う。全銀協。
※引用先『デジタル大辞泉』
つまり我々一般人には直接関係無い団体なのである
故にここから個人宛に重要書類が送られる可能性はゼロに等しい
全国銀行協会という団体は存在しますが、基本銀行相手に仕事する団体です。一般の人に広告を打つことはありますが、全国銀行協会が個人客に対してキャッシュカードとかのリアルマネーが動く話でアクセスすることはないので騙されないで。 https://t.co/tIt5OKP1zy
— 寺坂 あやめ (@schnee0322) January 29, 2019
しかしこういう詐欺は捕まり難いのか、被害の報道の数に対して摘発の報道が少ないように感じる
上手く捕まえれないものかと
「ん？変だな」と思ったら
いきなり「キャッシュカードを送れ」っていうのはあり得ない話です
暗証番号変更だって各銀行がするものですから別の機関が関わることは絶対にありません
このように詐欺は「変だな」って点がいくつもあります
ちょっとでも変と感じたら冷静になってネットでググってみましょう
ググる時のポイントはこんな感じ
- 書類に記載されている団体名を検索
- 要求する要素を検索
- 検索ワードは「詐欺 ○○（団体名）」など
金融機関や関連団体からの封書は督促状でもない限り焦る必要はありません
1人で考えこまずに誰かに相談してみたり検索してみましょう
警察に相談するのも好手です
