労働に対しての日本の考え方は中世以下でありバカの極みであると断言します
今回はこんな記事を紹介しよう
概要を簡単に説明すると、財務省が日本の財政立て直すために医療費や介護費の見直し案を審議会で発表したって話です
かぜ程度の診察負担を増やす案や、診療報酬の判断を自治体で出来るようにする案などなど
その中でとても問題になる案がありました
介護費抑えるためにボランティアを活用しよう!
「はあ?何言ってんだ?」って思ったでしょ?私も思いましたよ
今の制度では介護を受ける人が、生活援助サービスを利用する場合でも、介護士の数など国の基準を満たした事業者のホームヘルパーなどを利用しなければなりません。
財務省は、介護費の膨張を抑えるためには、自治体の判断で地域の住民やボランティアを活用して安い費用でサービスを提供できるようにするべきだと提案しています。ただ財務省は、サービスの質の低下につながらないように仕組み作りも必要だとしています。
おいこら、何て事を言っているんだ?
財務省はアホなのか?
要約するとこんな感じです
「介護費嵩むから住民やボランティアにしてもらおう!でもサービスの質の低下はしないように!」
ね、皆さんも私と同じ気持ちのはず・・・
バカか!!!!
いかにこれが詭弁か皆さんなら理解出来るでしょう
「金は出さないが質を維持しろ」=「ただで働いてくれ」
こういう意味なわけよ
公文書改竄するような奴等が国民にタダ働きをしろって言っているのよ
これ許せる人いるのかな?
いたらビビりますよマジで
ボランティアは労働者じゃない
まともな神経を持っていればボランティアが労働者ではない事くらい分かるはずです
国はボランティアを都合の良い労働者と勘違いしているようです
東京五輪のボランティア問題を見れば分かるとおり、日本は労働者に対して金を払いたくないわけです
一銭の価値もない「やりがい」を押し付けてタダで働いてもらおうとする魂胆、これをクソと言わずして何と言うのでしょうか
10日プラス研修という拘束時間だけでも無償の域を超えているが、他の条件がこれまたひどい。1日の仕事時間は8時間もあり、1日1回を原則とする飲食は支給されるが、交通手段や宿泊場所は各自が手配し、費用も自己負担となっている。
↑こんなクソな条件を提示して尚且つタダ働きをさせようと考える日本って完全にクソだと思いますよ
「社会貢献活動だからいいじゃん」って考えている人がいるかもしれませんが、その考えは非常に危険である事を説明します
五輪ボランティアについては海外でもある話ですが、基本的に営利要素があるイベント事で「ボランティア募集」は間違っていると断言します
ボランティアは原則労基法適用外です
基本的にボランティアの性質上、労働者にあたらないと判断されることが多いのです
ってことは万が一事故が起きた場合はどうなるのでしょうか?
ボランティアが事故や不祥事を起こした場合は本人と団体が民事責任、刑事責任を負う可能性があります
労働者のように保障が無いので注意が必要なのです
心配な場合は「ボランティア保険」を活用することを推進されているそうです
多少経費や謝礼が出る有償ボランティアの場合ならば、労基法が適用される可能性があるらしいです(個別事案なので回答不能)
参考HP
善意だからといってもボランティア活動が労働と見なされるものなのか否かを考えたほうが良いでしょう
改善するにはボイコットが一番
東京五輪の問題にしても今回の介護費の問題にしても、露骨にボランティアを労働力としてカウントしようとしているわけですから対策がボイコットしかありません
ボランティアは自由参加ですから強制力はありません
国が国民を完全にバカにしているわけですから、こいつらの思い通りにしてはいけません
社会への影響も懸念されますが、東京五輪や介護ボランティアはボイコットすべきなのです
残念ながらこのぐらいしないと国は変わらないし「勘違いしたボランティア感」を是正出来ませんよ
「困っている人を助けたい」
「社会貢献したい」
「経験を積みたい」
こういう善き考えを国が利用しているわけなのですよ
ボランティア活動が好きな人をバカにしながら、都合の良い労働力として使いたいわけです
なので徹底的に無視して国が考えを変えるまで続けないといけないのです
まとめ「日本はやっぱりクソ」
日本のブラック体質は根が深くて一筋縄ではいきません
労働に対しての対価が低いだけでなく、「労働=タダ」という信じられない考えまで生まれています
こんな考えが通るならばマトモな国家じゃないのです
「頭おかしい」としか言えない
ボランティア活動している人たちは国に対して怒りをぶつけるべきですよ
あなた達の善意を悪用しようとしているのだから