トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

トモーヌが経験したブラック企業!10代編

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今週の水曜日はブラック企業ネタだ!

この物語は私が18歳の頃に体験した実体験だ!

目次

始まりは学生の頃

当時私は定時制高校に通っていた

一般の高校生より1年遅く卒業する予定の落ちこぼれだった

秋のある日、私は某ファーストフードでバイトしていた

時給は低いがそれなりに楽しかった

学校の休憩時間に同級生が「俺のバイト先くるー?某ファーストフードより時給も高いで~」と私に言ってきた

 

私はちょっと悩んだが「かけもちでも良いかな」と思いOKした

 

これが悲劇の始まりである

 

新しいバイト先

そのバイトとは物流倉庫で出荷のラベルを貼る仕事だった

ひとりが大量の飲料水やその他食品をコンベヤに投入し、もうひとりが流れてくる商品にラベルを貼るという流れだ

 

単純だが投入する側は体力がいる

とはいえ当時若かった私にとってはさほどえらくはなかった

 

時給は1000円で12時から8時だったので土日のみだったが

たまに残業もあったしが、学生としては悪くは無かった

 

平日は某ファーストフードでバイトして土日はこの物流のバイトをする毎日をおくっていた

 

それから月日は過ぎ、2月になるとバイト先の社長が「うちで正社員になれ」と私たちに言ってきた

卒業までもう1年あるのにこんな早く就職を決めていいのか迷ってしまったが、すべり止めと思うようにした(私はバカだった)

 

某ファーストフードのバイトはここで辞めて、物流のバイト1本にした

 

仕事の内容が変わった

ある日社長は「お前らフォークリフトの練習をしろ」と言ってきた、これまで投入&ラベル貼りから入荷&フォークリフトの練習へとバイト内容が変わった

 

仕事を教えてくれる社員も変わった

厳しいという噂のQさんだ

 

Qさんは、はっきり言ってただのパワハラ野郎である

口癖のように「うちは厳しいぞ。やる気無いなら帰っていいし、無視するから」と言ってくる

ちなみに第一声からこの台詞を言ってきた。はっきりいってウザイ

質問しても嫌味を言うし揚げ足を取ってくるタイプで皆からも敬遠されていた

 

まあウザイので適当にやり過ごしていたけど

 

しかしバイト内容が変わってから大きな変化があった

残業が多い!!!!

土日のみとはいえ朝8時半から夜11時過ぎに終わるという内容だ

 

しかも正社員になったらこれが毎日らしい。残業は月100時間はザラとのこと

 

心の中で思った!

「絶対いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

事件

更に月日は流れ3月の中ごろになり春休みに入る

社長が「平日に港の倉庫でフォークリフトの練習をさせてやる!んでその後にフォークリフトの免許を取りに行ってもらう」と言ってきた

春休みなので平日は行けるのは確かだが、気になるのは時給だ

恐る恐る聞いてみると社長は「おう、1000円の時給をつけたる」と言ってくれた

そんでもってなるべく平日は練習に参加した!多分10日分くらいは出たかなと

その間に副社長にもこの練習の時間は時給つくのかと聞いてみたら「つくよ」と言ってくれたので安心していた

私たちは無事にフォークリフトの免許を取ることが出来た!ちょっと嬉しい

 

・・・しかし喜びも束の間

 

給与明細見ると驚愕した・・・

あまりにも少ない。7万くらいはあるはずなのに2万くらいしかなかった

すぐに社長にどういうことか聞きにいった

すると社長は「練習なんやぞ、業務じゃないからつけれへんわ」と言ってきた

更に続けて「わしはお前らを1人前にするために色々考えてあげとるんじゃ、文句言うな」と言われた

 

当時の私は労基法も労働基準監督署の存在も知らなかったので泣き寝入りしかなかった

我慢しながらフォークリフトの現場に入った

 

平日は学校&バイト、土日は朝から夜中までバイト・・・死にそうだった

0時を過ぎた日もあった

今を思えばすぐ辞めておけばよいのに私はバカだった

 

そんなある日、私は仕事中にミスをした

・・・作業中荷物を壊してしまったのだ

すると社員Qがすごい剣幕で怒鳴り散らしてきた

周りにいたトラックの運ちゃんも「なんやあれ」って顔をしていた

もう限界になった私は辞めることを決意し、社長に電話した(現場にいなかったので)

 

予想通り説教してきた

「半人前で辞める奴は他の会社行っても続かんぞ」

「お前にどれだけ世話してやったと思っているんじゃ」

「今のうちに苦労しとけば後が楽や」

「根性鍛えたくないのか?」

こんな感じに言ってきたけど、我慢限界の私は「もう働きたくありません」と言った

そうしたら「んじゃもう辞めろ、二度と顔見せるな」と言われ電話を切られた

 

終わった後、開放された気分になり空が明るい内にバイト先を後にした

嬉しくて1人で滅多に行かないラーメン屋に行って帰った

 

終わりに

これが私のブラック企業初体験の話だ

当時18歳で学生だから、さっさと辞めてほどほどにバイトして勉強していればよかったのだ

 

もしこの記事を読んでいる学生の人がいるのなら言いたい

学生の仕事は勉強して卒業、そして進学&就職だ。学生中のバイトでブラックに染まる必要なんか何もない

ダメと思ったらさっさと辞めて違うバイトを探せばよい

無茶して体を壊して学業に支障が出ては本末転倒だ

 

以上です、ありがとう