今日はもう一つニュースをお伝えしよう
政治系の話題に触れている人は衝撃を受けたであろうこのニュース
経験豊富な評論家
西部氏はかつて左翼活動家であったことは皆も知っているだろう
近年では「西部邁ゼミナール」というネット番組で活動していたりチャンネル桜などに出演するなどしていたが・・・
戦後レジームについても色々発言しておりこのような発言を残している
「アメリカに羊のように黙々とくっつくことを繰り返した70年を見れば、よくもまぁアメリカのやることをチェックできるなどというウソ話を白昼堂々とできる」
「これこそは戦後レジームの引き返し不可能なパーフェクション、完成。そこに安倍政権は踏み込んだ。引き返し不可能なんですから、どうぞ行き着くところまで行きなさい、というのが評論家としての気分ですね」
最近は水道民営化であったりアメリカの犬状態の日本政府に対して不信感があったのか「保守とは」についても発言を残されている
ただ、第二次安倍政権が発足してからは一度だけ食事をともにしただけで、意識的に距離を置くようにしています。だって、政治になんて関わりたくないし、もともと安倍さんには特に悪意を抱いていない一方で、特別に期待もしていないから。
ただ、アベノミクスにおいて、安倍政権が国土強靱化をはじめとするインフラ投資に躍起になっていることは嘆かわしい。あまりにも近視眼的で、ただ橋を何本つくり替えるとかいった施策を進めているだけに過ぎないからです。国のインフラ(下部構造)を整備するに当たっては、まずはスープラ(上部構造=日本社会の今後の方向性)についてしっかりと議論することが大前提。しかし、それがまったく欠如しているのが実情です。
これで保守と言えるのでしょうか。
最後に何を思ったのだろうか
今日の早朝6時40分頃、多摩川に西部さんは入水した
本人が「人生が嫌になった時には入水・・・」という言葉を言っていた通り、絶望を感じていたのだろうか
最後に出演されたと思われる番組の動画を発見したので貼っておく
アマゾンのプレビューにこんなことも書いてある
どうやら自分自身で人生を終える事は予定になっていたそうだ
こうなってしまった以上、憶測でしか話せないのが悔しいところである
最後に
うーん、この訃報は衝撃が大きいので上手く言葉を使えないのが正直なところである
日本の保守論壇はもはや保守では無いんだなーって以前から思っていたけど、近年の日本を見ると確信に変わったよな
良くも悪くも印象が強い評論家だけに亡くすのは惜しいが、本人が元から予定していた事なのであれば止める術は無かったのだろう
残念だ