私の世代(30代)から上の世代までは「駄菓子」によく触れていただろう
今の時代は駄菓子屋さんが少なくなってきたね
そんな中悲しいニュースが入った
何と駄菓子の中でも有名な「梅ジャム」が無くなるというのだ
この何とも言えない気持ちを書いていこうかなと
何故梅ジャムが無くなる?
この駄菓子は高林博文さん(87)がたった一人で作っていたのだ
生年月日が1931年(昭和6年)だから第二次世界大戦前である
「梅ジャム」は創業70年!当時から高林さんが独りで製造している
悲しい事に後継者はいないし製造方法も誰にも教えていない
結果として去年12月に製造終了に至ったわけだ
高林さんは取材に対して
「5回も関節などを手術したりして、体を痛めてしまいました。機械もボロボロになって、すでに解体しています。少子化で問屋さんも取引を止め、駄菓子屋もなくなりました。頑張ってきたが、もう売れないんですよ。時代の流れには勝てないので、70年を区切りに止めることにしました」
こう仰っている
手作業で大量に作ろうとすれば体に負担はいくのは想像出来るし、機械もボロボロなら「もうこのへんで終わりにしよう」と考えるのも無理はない
トモーヌとしては「頑張ってきたが、もう売れないんですよ」という言葉が突き刺さる
何か寂しいよな、ずっと一人で70年間作り続けてきたものが売れなくなってくるってさ
時代の流れだから仕方ないって言葉で片付けたくないよな
でも高林さんは「自分1代で終わらせる」って発言しているらしいからこれで良かったのかもしれない
昭和が徐々に消えてゆく
たかが駄菓子だがされど駄菓子である
私達が子供の頃、駄菓子は欠かせないものだった
友達との付き合いで通ったり、好きな景品を当てる為に通ったりした
駄菓子屋さんで知らない子と知り合って友達が出来る事もあった
幼い頃の思い出に駄菓子屋さんの存在が大きい
さてこのように昭和の物がどんどん無くなっていく中、私達はどう考えていけばよいのか?
無くなるのは仕方が無い!しかし寂しいものがある
ノスタルジックでどこか心を和ます駄菓子達だが、時代と共に消える運命なのかもしれないのだ
安っぽいポエムでした(笑)
でも寂しさがあるのは本当だよ
最後に
うーん、トモーヌとしての結論はね・・・
駄菓子との思い出忘れないこと!
これかなと
だってね、忘れなければいつか復刻版を作ってくれるかもしれないわけよ
今回取り上げた「梅ジャム」は不可能に近いけど、他の駄菓子は味を確実に覚えている人がいれば作れるかもしれないわけよ
時代は繰り返すって言うしさ、数十年後に駄菓子ブームが来るかもしれないよと言っておきます
「梅ジャム」だって味を忘れない人たちが復刻するかもしれないね