ネットでこんなニュースが
私も日本の教育についての記事をいくつかアップしておりますので見逃せなかった話題なのです
ってことで林修氏の意見について色々書いていこうかなと
集団教育は時代遅れ
林修氏は次のように仰っています
「集団教育自体が、時代遅れで不幸なシステムで、明治以降、西洋のいろんな制度を取り入れて、この国は発展してきたんですけど、その時に教育制度も西洋から取りれましたよね…ほとんど変わってないですよね。150年以上変わってないです」
個別勉強をさせれる環境が整っているのに集団教育をやめようとしない日本の教育制度に疑問があるようだ
集団教育に疑問を持っているのは私もそうだ
おそらく教師も疑問に思っている人もいるだろう
先生1名に対して多人数を教えるのが今の教育だが、現時点でも教師は激務である
既にブラック企業状態なのが学校教育で働く教師達なのだ
そんな余裕の無い教師に教えられる生徒も大変である
「無茶して今の体制を続けている」ということなのかもしれない
では「多人数を相手にする」が良しとなる場合はどうだろうか?
私はここで、日本の集団教育のやり方が問題があると提言します
個人を大切にせず皆に合わせることに偏った教育が問題であると思うのだ
能力があるなら飛び級していけば良いし、体育が得意なら好きにやらせれば良い
つまり融通が利く教育にしていけば良いかと
確かにクラスの生徒全員が秀才なワケないので、集団教育だと平均的なレベルを授業にするしかない状態だ
しかし得意分野を伸ばせない生徒がいるならば考え物ってわけ
だからレベルの高い生徒はより高レベルな教育を当たれるようにすべきです
私としては義務教育、つまり小学校のうちから大学のような授業を行ったほうが良いと考える
自分で受ける授業を選べる
小学3年生でも6年生の授業を受ける事が出来たり、逆に苦手な算数を一から学ぶために小学5年生が4年生の授業を受けたり出来る
それらを点数にして成績を決めるって感じで
机上の空論なのは承知だが、このような教育を試しにやってほしいなと思うね
ブラック部活の問題
林修氏はブラック部活についてこのように述べています
「課外指導の平均時間」が1時間以下のスウェーデンでは、部活動がなく地域のスポーツクラブなどで運動する子どもが多いようで、「部活を学校でやらなきゃいけないっていうのは、ひとつの思い込みじゃないかな」
この意見に対しては私は賛成の立場です
正論ですよね
部活=必須教育
こう考える人が結構多いのかブラック部活と呼ばれるほどに部活にかける時間と労力が多いのが日本です
別にその道に進むわけでもないのに必死過ぎである
進みたい人はそら頑張れば良いと思うのだが、皆がそんな必死にやりたいわけがない
この辺のバランスを考慮しない部活が目立つのが残念なところである
部活を過剰に重要視する人が多いのかもしれません
スポーツと関係ない体育会系の体質で悩む生徒も多いだろう
私が部活に参加しなかった理由が体育会系が蔓延っているからでした
何が悲しくてあんなアホな真似をしなければいけないのかが理解出来ないのです
たかが1年早く生まれた程度で無駄に偉そうな態度を取る上級生、そしてそんなアホに媚び諂う下級生
これを素晴らしいって思う人いるんでしょうかね?
日本の教育に必要な物
過去記事にも書きましたが、日本の教育に必要な物は「個人主義」の考え方です
やり方やシステムは後手でも良いのです
よく「自分勝手」と混合する人がいますが「個人主義」は全く違う性質の考え方です
お互いが個人の人格を尊重して初めて自分の人格や自由も認められる
これが基本ですから自分勝手や無責任と違うのですよ
相手の人格を認めて自分の人格を認めてもらう
その結果、個人の能力を伸ばせる
最も理想に近い考え方ではありますが、これを日本でやろうとすれば課題が多くて現実的じゃないかもしれません
まず非常に高いモラルが必要です
相手を認めるって結構難しいんですよ、学生であっても大人であっても
この時点で詰んでしまいますよ
皆と合わせるところは合わせて、個人の意見を通せるところは通せる
この線引きって個人それぞれ違うし、もめたりもしますよね?
上手くまとめるには皆のモラルとコミュ力が必要なんです
ま、あくまでも理想論として書きました