今回はツイッターで気になるツイートがバズっていたので取り上げます
接客業を一度でも経験するとよくわかるのは、日本人が礼儀正しいとか大嘘ってことです。
— 愛国心はならず者の最初の拠り所 (@siokara58) July 14, 2018
店員だからってすげー見下して偉そうな客がかなり多かったですよ、さすがにあれが全て非日本人というのは無理があるわ。
ちなみにこれもイメージと反対でむしろ若者より年配者の方がアレな人が多かったです。
うーむ、これは概ね納得出来る話なんですよね
経験を元に書いていきます
「客は上、店員は下」という勘違い
数を数えているわけでは無いので私の主観ですが、コンビニやファーストフードで働いていると礼儀知らずの客をよく見かけましたね
完全に店員を下に見ている客ってやつです
オーナーも客を一番に考えてしまうので従業員＆アルバイトは最下級なのです
だから理不尽な客に対しても低姿勢でなくてはいけなくなるのですよ
三波春夫さんの言葉「お客様は神様です」を勘違いしている人が多くなったせいでしょうか、店員を下に見る人が目立ちますね
日本のアホなところは「おもてなし」や「顧客第一」みたいな言葉を良い物と考えているところです
無駄にサービスを増やしたり、サービスを様式化してしまい「～でなくてはならない」と思考停止したりと間抜けなところが多いのですよ
客を第一に優先するという事はシワ寄せがどこかにいきますよね？
そうです、従業員にシワ寄せがいくのですよ
ブラック企業問題に通ずる話です
客層で差がある
私は学生の頃に某ファーストフードでバイトした経験と、とある名門ゴルフ場でのバイト経験もある
この二つの客層を比べるとかなりの差がある
キツイ言い方になるが、ゴルフ場に来る富裕層のほうが礼儀正しいし、問題ある客は少ないのだ
それに比べて某ファーストフードは横暴な客が1日で数名見かけるし、ちょっとウザイ客は数え切れないくらいいる
当時、学生の私は「収入で人間ってこんなに違うんだー」って驚いていましたね
もちろん人間性なんて個人差もあるから一丸に言えないのは当然ですが経験上、客の収入で差が出るのは私の中では事実なのです
「日本人は礼儀正しい」はどこから来た言葉？
こんなコテコテのナショナリズムむき出しの考えを元に自尊心を高めたつもりとしか思えない陳腐な言葉を一体誰か作ったのか？
誰が作ったというのは調べても出てきませんが、ある特徴があります
「海外と比べて礼儀正しい」
「海外からの評判は良い」
この二つを元に言っているようですね
しかし色んな記事を見ていると評判が良いという記事もあれば、評判が悪い記事も見受けられますね
根拠が薄いんじゃないでしょうかね、探してみましたが見つかりませんでした
最後に
自己犠牲や同調圧力、謙りにおべっか、無駄な様式におもてなし精神、こういう要素が集まって今の日本の労働環境であったり「礼儀」が生まれたんじゃないでしょうかね？
出る杭は打たれるから基本は大人しくするが、マウント取れる場面では横暴な態度を取る
「コンビニの店員は自分より下の立場だ」と判断するや否や、上から目線で接する
「相手を見て態度を変える」を普通に行われるのが日本文化なのかもしれませんね
