トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

体操・宮川選手へのパワハラ問題が泥沼化か

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今回のパワハラ問題はこれまでとちょっと質が違いますね

体操の宮川紗江選手にパワハラ指導をしていたとしてコーチである速見佑斗が無期限登録抹消などの処分を受けた

一件落着と思いきや事態は意外な方向へ

なんと宮川選手が「パワハラされたと感じていない、処分が重過ぎる」と記者会見を行ったのだ

むしろ宮川選手は日本協会からパワハラを受けたと主張している

もうワケがわからない状況、どうすればいいのだろうか

処分は当たり前

速見佑斗に対する宮川選手の信頼は否定はしないが、今回のパワハラによる処分は妥当であると考えられる

何故なら指導の際、速見が宮川選手に暴力を振るっているのを何人も目撃している

  • 手を叩いた
  • 髪を引っ張ったりした

これって指導で必要な行為ですか?

完全にアウトですよ

宮川選手も暴力を受けたと認めていますし良くない事であると認識しているようですが、彼女の主張を通してしまうと「指導においての体罰は愛情があればOK」というアホな理屈が通ってしまうのです

そもそも暴力を振るった本人が暴行の事実を認めているのですよ

だから暴力指導は徹底的に処分すべきなわけだ

協会からのパワハラ?

速見の暴力指導と協会のパワハラ疑惑は別問題である

よって切り離して考える必要がある

まずは宮川選手の主張をおさらいしてみよう

  • 速見の指導はパワハラではない
  • 協会から暴力の事実を認めるように何度も言われる
  • 「認めないと厳しい状況になる」と言われた
  • 速見の指導下で体操をしたい
  • 「家族でどうかしている、宗教みたいだ」と言われた
  • 協会は速見と宮川を引き離したいと考えている

協会から何らかの圧力があったとしたら非常に問題である

「認めないとオリンピックに出れない」と言った発言もあったそうだから、事実なら大問題である

その場合は塚原夫妻の処分は免れないだろう

 

宮川選手に対するパワハラは次の定義で決まるであろうと予想される

  • 理不尽な命令
  • 協会の立場を利用した圧力
  • 強要の事実

これらの事実が証明されたら協会のパワハラが確定的になるだろう

 

日本体操協会は30日に記者会見を開いており、「第三者委員会を立ち上げます」と発言

その結果によって速見の処分と協会の対応を決めるそうです

 

正直日本のスポーツ関係の協会・団体は信用出来ないので今回もどうなることやら

この問題の不明な点

まず速見祐斗が沈黙を続けているところである

自分の教え子が記者会見を開き自分を庇っているわけだ

普通に考えたら何らかの発言が出てもおかしくないはず

しかし今のところ沈黙のままだ

表に出てこない理由は何だろうか?

圧力が本当にあるのか?

それとも罪の意識が強いのか?

兎にも角にも速見が表に出てこれば進展があるだろうと思われる

追記:9月5日に記者会見をしました

もう一つ違和感があるのは、宮川選手が暴力を受けた事を認めているのにパワハラではないと主張しているところだ

暴行を受ける瞬間の映像も既に出ているし、速見の暴力は事実であり責任問題である

彼女の主張をそのままにすると責任を取らなくてもよくなる上に、事実上の体罰容認になってしまうのだ

基本的に体罰は暴力だから警察行きで良いと思う

無論、指導を受ける側が指導者に暴力を振るった場合も警察行きで良い

暴力の責任に立場は関係ありません

まとめ

速見が暴力を振るったのは事実なので責任を取ってもらわないといけませんから処分は妥当でしょう

宮川選手に対する協会からのパワハラ問題は事実が明らかになってから処分を決めればよい

パワハラが事実であれば許してはいけません

指導と暴力をセットにして論じるのは間違い

こんなところでしょうね

 

体操は危険なスポーツだからある程度の体罰は仕方ないと考える人もいるでしょうが、法律違反ですから正当な理由にはなりませんよ

無茶な理屈です

ていうか屁理屈です

ある程度の体罰があるから強くなるという考えの人もいますね

体罰は楽な指導方法ですから結果も出易いのです

しかし正しくありませんから論外です

良い結果を生むために法を破っても良い理屈があるなら教えてほしいものですよ

黒字を出すためにブラック経営する奴の理屈と同じで正当性が無い

正当なものにしたかったら法改正してからにしてください

 

そういえば宮川選手に高須克弥が所属契約を名言したそうですね

何かと話題に出てきますね、あの人は

 

※「速見」の部分を「速水」と間違えていました。9月5日訂正