トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

ネット依存の中高生が増えているが本当に問題なのか?

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ネット依存の中高生が推計93万人という調査結果が発表されたようです

headlines.yahoo.co.jp

ネット依存歴17年である私からすれば

予想通りというか当たり前の展開です

何かの代わりになっただけ

基本的に世の中はネットをする時間が増えていることを問題にしようとします

でもよく考えてみてください

時間って降って湧いてくるものじゃないでしょ

皆平等にあるものですよね?

これまでの学生達と同じ分の時間があるわけです

その中でネットの時間が増えているって事は、、

何かする時間が無くなっているってことだ

 

今の時代、インターネットを利用する端末はスマホが一番多いだろう

私も周りの人間を中心に「スマホの代わりに利用しなくなったもの」について聞いてきました

するとほとんどの人が

「テレビを観ない」

と答えたのです

※つけているだけで観ていない人も含めます

昔はテレビが唯一の娯楽であり学校での共通の話題だった

しかし今はネット上で色んな話題がある

学校での共通の話題がネットの話なってのも珍しくはない

情報を得る手段がテレビからスマホに代わっただけである

 

次にスマホを使うことで利用頻度が低くなったと考えれるのは「読書」である

部屋で読書をする人は珍しくなったと感じます

色んな人に聞いても読書が趣味の人はほとんどいませんでした

活字を読む時間が減っているのも影響しているのでしょうね

読書の時間が無くなった分、ネットに費やしているわけだ

 

基本的に使用時間の話となると何かをしなくなった分、ネットを利用する時間が増えるわけだ

これ事態は大した問題ではありません

ネット依存性は本当に危険なのか?

この手の話題ではネガティブな批判がセットです

「ネット依存で○○がー」とかよく言われます

って事で実体験を元にそれらの批判に反論していきましょう

歩きスマホ

これはネット依存が直接的原因ではありません

ネットに依存しているのではなく、スマホ依存が原因です

スマホが便利過ぎるが故に起きていると思うのです

ちょっとタッチすればすぐアプリやゲーム画面に移動できる

操作が単純ですぐに立ち上げれる端末だから「歩きながらでも出来るだろ」ってなるわけです

もしノートパソコンだったらしないでしょ?

手軽な端末だから皆してしまうのです

 

それに歩きスマホの人たちを見ているとソシャゲがかなりの割合を占めていました

単純にゲームがしたくて歩きスマホをしている人が多いのでしょう

昔でいえば、ファミコンにハマって徹夜した人は結構多いと思いますよ

やってることは同じなのですよ

ということでネット依存とはまた別ではないかと思うのです

実生活が疎かになる?

これも昔からよく言われていた批判ですね

依存歴17年の私からすればこれは間違いです

100歩譲っても極論過ぎますね

学校に行っていれば誰かしらと話をしたりしますから実生活の人間関係は消えません

ネット依存だからといって実生活の人間関係が面倒になるとも限りません

 

中高生に聞くとSNSのフォロワーは実生活の人間が多いそうです

同じ学校、同じ部活、同じ地区など共通点がある人をフォロワーにしています

もちろんネット上だけのアカウントは別で作っている人もいます

例えば趣味、絵とかアニメなどなど

基本的にネットの人間関係には実生活の人間も関係していますので、そこまで心配するものではないかと

昔でいう文通や手紙、メールの代わりになっただけでしょう

うつ病との関係

ネットをしていると内向的になってしまい殻に閉じこもるので「うつ病」になりやすいという話は10年以上前からありましたね

ですがこれも信憑性は低いです

そもそもうつ病という言葉が昔は使われていませんでした

精神疾患そのものは昔も存在していましたが今ほど話題にならなかっただけです

少年犯罪と同じで目立つ数が増えただけで、全体数が増えたとは言えません

 

精神疾患の原因はネットだけではないのは皆さんご存知ですよね?

アルコール依存やてんかんも精神疾患の数に入るそうです

 

精神疾患の認知が昔と今では差がありますから「増えた」という表現は雑と感じます

実生活に支障が出る?

ネットに依存してしまうせいで睡眠不足や人間関係でのトラブルが起きてしまうという話ですね

私の持論ですが、

何かに依存してしまう人は、その依存する対象を無くしたとしても他の物に依存します

例えば今ネットに依存しているとします

スマホを取り上げた場合、これまでネットに費やしていた時間が浮いてしまいます

となると次に興味がある物に依存します

テレビ、アニメ、読書、運動、人間

依存する対象が変わるだけで依存体質が直るわけではありません

「臭いものに蓋をする」のと同じで根本的解決にはなりません

 

人間というのは時間を潰せる対象を欲します

嫌いな人と話すのは嫌ですが、好きな人と話すのは時間をかけたくなりますよね

興味があることで時間を潰したくなるわけです

ネットの場合、自分が知りたい多くの情報を短時間で得ることが出来ます

知識欲がある人はどんどんのめり込むわけです

ネットを取り上げると暴力的になる?

これもネット依存症の症例でいわれますよね

確かに暴力的になるのは病的と言ってもいいくらい問題です

それは認めます

ただ見方を変えると「その人にとって大切なもの」とも考えられるわけです

皆さんも日々の生活でかけがえのないものってありますよね?

もしそれが無くなったとしたら正気でいられますか?

ネット依存症で暴力的になるパターンはこれと似ています

その人にとっては、ネットがライフラインとなっているのですから、

いきなり取り上げたら発狂しますよ

当たり前ですよそんなの

 

問題のポイントはこれです

ライフラインがネットしかない状況

これを解決する事が先決なんです

ネットと同じウェイトを占めるものを与えることを考えたほうがいいでしょう

分かり易い例でいえば、SNS中毒者に恋人が出来ると更新が滞ってしまうパターンです

ネットしかなかった人が恋人という大切な存在を手に入れたことによって、生活における割合のバランスが変化するのです

「依存」が問題である

ネットという便利なもののおかげで「依存症」が目立つようになってきました

ネット依存症と聞くと「インターネットのせいなんだな」と感じるでしょうが、これは「何か依存してしまうことが問題」なのです

我々は生活の中で何かの影響を受け、何かに依存しています

その割合が偏ってしまうことが危険なのです

 

これからの時代、考えていかなければいけないのは「依存について」でしょう