今日の話題はあらゆる業界にも関係する
「人脈作り」についてである
音楽やダンスをしていれば「人脈は大切だぞ」という人間は必ずいる
仕事面でも営業は特に人脈を重視するだろう
このように「人脈作り」は正しい事であると信じる人が多いわけだ
経験上否定派はあまりいなかった
今回は「人脈作りに必死になるとよろしくない」というお話である
人脈を作ろうとすれば労力が必要
自然に出来た人脈と違い、自分から必死に作ろうとすれば時間と労力が必要になる
バンドマンだと飲み会である
コストがかかる割に効果が期待出来ないのに皆している
時間だけでなくお金もかかる
「人と人の繋がりは大切である」って色んな人と知り合おうとする努力は認めますが、人間関係を増やせば管理維持するコストも多くなります
連絡先も増えてしまい、1日の連絡する相手も増えるでしょう
ということは連絡を行う時間も増えてしまい、自分のリソースが減っていくのです
これでは本末転倒である
人脈増やせばトラブルに合う確立も増える
世の中善人ばかりではありません
中には問題を起こす人間だっているのです
人脈を増やせばトラブルに合う確率も上がります
経験上よく耳にした例が「お金の貸し借り」です
バンドマンでもよく聞く話で、金の無い人間が多いのもあって借金の申出は珍しくありませんでした
無論返済時に高確率でトラブルになります
謎の上下関係を振りかざす奴もいますし、アホみたいな付き合いも増えてしまい時間を浪費することもあります
人脈作りにはリスクが発生する事を念頭に入れておきましょう
せっかく作っても薄い繋がりになりがち
頑張って築き上げた人脈も役に立たないどころか、付き合いそのものが薄くなってしまうことがあります
数が増えれば増えるほど1人あたりにかける時間も減るわけですから、結局偏ったりして限られた人との繋がりしか残らなくなるのです
バンドマンの頃、周りから人脈作りが大事だってずっと言われてきた。だから必死で人脈を広げた。それでも、実際に繋がりがあったと言えるのは全体の10%にも満たなかった。打ち上げ()より、早く家に帰って楽器の練習なり曲作りなりしたほうが生産性がある気がした。僕は人脈信者をやめた。
— あめのは (@ameyohure) August 27, 2018
この方のような結果を生むことがほとんどです
そもそも飲み会・打ち上げは同じレベルの人間同士の馴れ合いがほとんどで、そこから関係を発展する確率は非常に低い
偉そうに講釈を垂れる奴もいる中、そこでの人脈作りに時間を費やしても自分の為にはなりません
そんな時間があるなら自分の能力を上げたほうがいいです
音楽だと練習と曲作り、そして良質の音楽を聴くことでしょう
仕事面でも顔を売るために色んな人と絡んで飲み会など顔出しする人がいます
確かにその中で発展する関係もありますが、必死に頑張った割には少ない結果です
かけたコスト分、バックがあることは期待できません
10人程度の関係を築くのであれば出来るでしょうけど、100人以上だったら無理が生じますよね?
たとえ知り合いと作れたとしても維持出来ますか?って話です
薄い関係なら時間の無駄になることが多いのです
自然に出来る人脈こそ理想である
人脈の話って学校の友達とよく似ています
学校時代に出来た友達と大人になっても繋がりがある人数って少ないと思うのです
私なんかは数える程度しかいません
学生の友達関係も多くなれば多くなるほど1人にかけれる時間も減りますし深く付き合える人も少なくなります
なのでその中からより仲の良い人達との付き合いに偏ってくるので最終的には少数になるわけですね
大人になるとそれまで学校という交流の場が無くなるわけですから学生時代より更に少数になるんですよね
最終的に残った友達があなたの本当の人脈になるわけです
余計な事を考えずにずっと残る人脈が一番でしょう
まとめ
人脈は自然に出来るもの
妄信すれば時間の無駄に終わる
妄信=他力本願である
私の持論ですが、人脈作りを妄信する人間は他力本願であると思うのです
相手を大切にするのではなく自分との繋がりや相手のステータスを大切にしているわけですから、自分の力よりも他人の力に頼って物事を進めようとします
なので関係を維持する事に集中してしまい自分自身を向上させることを怠ってしまう
結果として何も生み出せないのです