多少危なかったとはいえ、ジムリーダーのカスミをフルボッコにしたピカオさん
「大した敵はいない」と自信をつけつつ冒険を進める
ハナダシティの北、なにやら大きな橋がある
どうやらそこはポケモントレーナー達の溜まり場らしい
レベル上げに丁度良いと思ったピカオさんは行ってみることに…
怪奇!?喋るポケモンがいる?
橋を渡ろうとするとライバルがこちらに走ってきた
しかも泣きべそかいている
事情を聞こうと思ったら…なんとバトルを仕掛けてきた
こいつの神経は一体どうなっているんだろうか
この世界の人間達はアホばっかというか常識が無いらしい
あっさりと撃破
にしてもこいつ気が動転していたり興奮状態になると、人にバトルを仕掛けるようなので危険である
普通に街中にこんな奴がいたら即警察行きだろう
「通り魔トレーナー」と名付けることにした
落ち着いたところでライバルに事情を聞いてみた
何でもこの先にある家に「マサキ」という有名なポケモンマニアが住んでいるらしく、ライバルは珍しいポケモンでも見せてもらおうと家の中に入った
そこでライバルが見たものは
人の言葉を喋るポケモンだったのだ
ま、確かに人の言葉を喋るポケモンって時点で珍しいといえば珍しいのだが
ライバルは怖くなって逃げてきたらしい
こいつは色々発言しているが何だかんだでチキンである
「さっさとケンタッキーでも食って家に帰りやがれ」
そう思ったピカオさんであった
マサキの家に向かう
24番道路を進むピカオさん
どうやら並んでいる雑魚トレーナー共を倒さなくてはいけないらしい
全勝すれば商品が貰えるそうだ
「ばちばちアクセル」を覚えたピカチュウの強さは凄まじく、あっという間に雑魚トレーナー共を一掃する
はっきり言って弱すぎて話しにならん
ここでも余裕勝ちかと天狗になりそうである
トレーナー5人倒したら変な男が「おめでとう!商品をあげる」と『きんのたま』を渡してきた
名前の響きが非常によろしくない
なぜ『きんのたま』なのか…
おそらく旧時代のスタッフが遊びで作ったアイテムだろう
にしてもこの変な男、ピカオさんをロケット団に入れようとしてきた
あんな雑魚団体に入るメリットはあるんだろうか?
給与は?
休日は?
雇用形態は?
保険は?
いろいろ聞きたいところだが、この変な男は勝負をしかけてきた
強引というよりアホである
いきがって勝負を挑んでくる奴は大抵雑魚である
よって即撃破した
捨て台詞を吐いて変な男は去っていった
この後、沢山のトレーナーがおりそいつらとポケモンバトルを繰り返したピカオさん
メンバー全員それなりにレベルが上がった中、フシギダネが…
なんと進化してフシギソウになった
ちょっと強そうにはなったが体のバランスが悪い
体を起こしたらそのまま後ろに転倒してしまいそうだ
なんやかんやでやっとマサキの家についたようだ
見た目は家っていうよりもロッジである
ライバルは「喋るポケモンがぁああ!!」と怖がっていたのだが、果たしてそんな恐ろしいものなのか
ホラーといえば日本のホラー映画に勝るものはないと思うピカオさん
貞子とかが出てくるのであればちょっと怖いかもしれない
喋るポケモンの正体
家の中に入ると人の気配が無い
何かの研究所のようだがトイレが無い
この世界の人たちは一体どこでトイレを済ますのか知りたいところである
あたりを見回しているとピカチュウが何かを発見したようだ
まさかこの期に及んで食べ物を探しているわけじゃあるまいなと心配するピカオさん
にしてもピカチュウは嗅覚が良いのだろうか?
犬もビックリの嗅覚である
ピカチュウが向かった先に行くと、部屋の奥からニドリーノが出てきた
しかも立ち上がって「こんにちは、ぼくポケモン…!…ちゃうわい!」と1人でボケとノリツッコミをしていた
完全にスベっている
それになぜ関西弁なのか…
このポケモン、自分のことを「わいはマサキや」と言っているがどうみてもニドリーノである
なんでも実験に失敗してポケモンとくっついてしまったそうである
どんな実験をしたらこうなるのだろうか?
この世界の科学はどうなっているのやら
ポケモンと分離する作業を手伝ってほしいと言われたので仕方なく付き合ってやることに
マサキがポッドに入ったらパソコンでプログラムを起動すればOKだそうだ
もしこいつがポッドに入ってスタンバイした後に帰ったらどうなるのだろうか…
多分二度と口をきいてくれないだろう
言われたようにプログラムを起動した
起動したら装置から火花は飛び散るし揺れるし煙は出るという、いかにも危ない実験そのものである
いったいこいつは何者なんだろうか
科学者?プログラマ?
煙が立ち込める中…
こいつがマサキのようだ
…まあまあ男前である
以外に年齢がいっているのか、30歳手前に感じた
分離に成功して喜ぶマサキ
お礼に『ふねのチケット』を貰った
どうやらクチバシティの港に豪華客船が停泊しているらしく、その乗車券のようだ
といっても船上パーティーの招待券のようなものらしい
「なんだよ、世界一周できねぇのかよ」
そうガッカリするピカオさんであった
次の目的地が確定したので、さっそくクチバシティに向かう事にした
果たしてどんなトレーナーが待っているのか…
次回に続く