やっとの思いでクチバシティに着いたピカオさん一行
潮風が気持ち良い
ちなみに千葉県の千葉市辺りがモデルらしい
観光で来るならいいところだと思うピカオさんであった
マサキから『ふねのチケット』を貰っていたことを思い出し、サント・アンヌ号に向かうことにした
とっても豪華な客船
桟橋を歩いて行くと港の入り口に着く
そこにオッサンがいるのでチケットを見せよう
にしてもこの桟橋、海というより池や湖で使うような簡素な物である
高波が来たら壊れそうだ
これが今回の舞台であるサント・アンヌ号だ
どうだ!
ただのフェリーだろ?
どこが豪華やねん
「東京湾遊覧フェリー」って言われても違和感ないぞ
中に入るとまたこいつと再会する
本当に人が行くところに必ずいるよな
実はストーカーなのでは?と疑うピカオさんであった
ところで後ろの紫色のシャツを着たチャラ男は?まさか・・・?
どうやらグリーンも招待されていたらしい
まあどうせオーキド博士のコネのおかげだろう
「親の七光り」ならず「祖父の七光り」である
政治家にも言えることだが2世3世でロクな奴はいない
ただこいつは羽振りが良く物をくれるので良しとする
船内の客室にいるトレーナー共とバトルを沢山した後、ピカオさん達は船首へ向かった
潮風に吹かれながら船の先端に立つピカオさんとピカチュウ
うん、大して絵になっていません
タイタニックは古いネタだし、「これだ!」というボケが思いつかない自分のボキャブラリーを恨みたいところである
ヒジュツをゲット
船内に戻って船長に会いに行く途中、ライバルがまたしても勝負を仕掛けてきた
もはやこいつの喧嘩っ早さは病気である
大した勝負にならなかったので割愛
にしてもやっと実力差に気が付いたようだが、今更遅いとしか言えぬ
話は変わるがサント・アンヌ号の船長はヒジュツを持つ達人だそうで、会えばそのヒジュツを伝授してくれるらしい
船長室に行くとオッサンがオエオエとリバースしていた
とても気持ちが悪い
背中をさすってやるとあっという間に回復した
一体こいつの体はどうなっているのか
そしてリバース用のバケツが異常にデカイ
10㍑のポリバケツくらいのサイズである
中身は・・・みないほうがよさそうだ
船乗りのくせに船酔いという何とも情けないこの船長であるが、ヒジュツを使えるのは本当のようで実際に見せてくれた
さっそく教えてもらおうとしたその時、相棒のピカチュウが「俺が覚える!」と立候補してきた
ピカオさんを差し置いてヒジュツを覚えようとは何様なのか
どうしても覚えたいそうなのでピカチュウに教えることに
これにより細い木を切り刻むことが可能になった
出航する船を見て思う事
ピカオさんが外に出ると船が出港し始めた
つまりあれか
俺が邪魔で出航出来なかったってことか?
なかなかにいい根性している
(おそらく東京湾)海に出て行く船
それを見送るピカオさん
こう見ると結構大きい船だったことが分かる
どこか外国へ向かうと思われるが、一体どこの国なのかは不明である
もしただのフェリーだと思うとシュールで笑える
冒険を始めて「船旅もいいな」と思うピカオさん
某ドラクエのように船で別の大陸に行ったり、見たこともない土地に行ってみたりしてみたいものである
ポケモンの世界に船旅が無いのが残念なところである
『なみのり』である程度海を移動出来るが限界があるのも事実
全く違う大陸に移動したり出来る要素を追加してほしいと願うピカオさんであった
↓次のお話