トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

俺的最高のギタリスト『中シゲヲ』の魅力を書く

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皆は「中シゲヲ」というギタリストをご存知だろうか?

ザ・サーフコースターズのギタリストで、ジャンルはサーフロック(インスト)である

サーフロックといえばディック・デイルやザ・ベンチャーズが有名なので聴いた事がある人は多いだろう

ギタリストとしての実力と音楽の才能は国内屈指であり、私がもっともリスペクトしている中シゲヲの魅力を書いていく

プリンス・オブ・ザ・サーフ・ギター

中シゲヲの実力はアメリカでも認められており、『ビルボード』誌にプリンス・オブ・ザ・サーフ・ギターと評されていた

彼が奏でる音はディック・デイルやザ・ベンチャーズのように高い技術に加え、激しいメタルのような勢いと重さもある

基本的にサーフロックは昔のバンドのイメージが多いが、中シゲヲ率いるザ・サーフコースターズの音は古さを感じさせない

むしろ進化したサーフロックと言えるだろう

Youtubeにライブ映像がいくつかあるがどれも超絶テクニックで尚且つ気迫の篭った演奏である

あまりにも正確な演奏、ギターが歌っているかのような音、まさに圧倒的な演奏である

そしてキングと評されているディック・デイルの『Misirlou』を最も素晴らしくカバーしているのは間違いなく中シゲヲであると断言する

天才ギタリストと言っても過言ではない

中シゲヲとゲーム音楽

私が初めて中シゲヲ(ザ・サーフコースターズ)を知ったのはRUNABOUTというゲームである

バンドの生演奏をゲーム中のBGMとして採用するという、当時ではまだ珍しかったのがRUNABOUTである

記憶が正しければこのゲームが先駆けで、打ち込みサウンドが主流の時代にプレイして「おお!かっこいい曲や」と感動したのを覚えています

「まるでベンチャーズだが何かめっちゃかっこいいぞ」と何度もプレイしながら聴いていましたね

ゲームの内容が「運び屋」で車に乗って街の中を爆走するのだが、ザ・サーフコースターズのサウンドがピッタリ合うのだ

ソフトのパッケージか説明書に中シゲヲについて書かれていて、そこで「この人が作曲しているのか」と彼の名前を覚えました

以降、私はファンになったのです

 

RUNABOUTシリーズは1作品を覗き、ほとんどザ・サーフコースターズが音楽を担当している

いずれも熱いテケテケサウンドや夏や海をイメージさせるロックである

ザ・サーフコースターズ

このバンドはメンバーの入れ替わりが多かった

最初は4人で活動していたが脱退や新規加入を繰り返し、今は中シゲヲを含めた3人で活動している

他2人も演奏力はとても高く、ベースの栗田伸広の安定した演奏に正確なリズムを刻む伊藤こずえのドラムさばきも魅力である

一流のギタリストと同じバンドに在籍しているだけあって非常に高レベルである

元々サーフロックを主に演奏しているバンドは高レベルなのが多いが、ザ・サーフコースターズはその中でもトップである

オリジナル曲の数が非常に多く、私もいくつかアルバムを持っているが、手に入らないアルバムもあるので全ての曲を聴ききれていない

創造性もあり従来のサーフロックで終わらないバンドがザ・サーフコースターズである

オススメ曲

オリジナル曲なら『DOLPHINS』と『START INACTION』

カバー曲ならディック・デイルの『Misirlou』

この2曲を聴けば彼らの魅力を感じることが出来るだろう

サーフィンなどの夏のレジャーだけでなく、スノーボードやスキーにも合うのでゲレンデでかけてもらえるようにリクエストするといいだろう

きっとテンションが上がってスピードを出しすぎるに違いない