↑この画像こそ今回の主人公です
ネットをずっと利用している人、特にフラッシュ黄金期を知っている人なら「バカじゃねぇの?」と思うニュースですね
簡単に言うと、ネット上の掲示板にブラクラと思われるURLを貼り付けたとされる女子学生が補導、そして男性2人が家宅捜索を受けたって話です
結論から言うと県警がアホなんです
ブラクラじゃない
実は問題になったブラクラとされるURLですが、私も実際にアクセスしてみました
もうね、こんなので警察行きとかギャグにしか思えませんよ
ブラクラといえるレベルのものじゃありません
だって、
ブラウザ上でポップアップがJavaScriptのループ機能によって繰り返し表示されるだけ
だからタブを閉じたら終了なんです
本来のブラクラは、ブラウザやタブがどんどん増えてクラッシュさせることなので、今回のとは全然違うものなのです
ちなみに本物のブラクラも別にPCが壊れるほどのものではありませんし、今回の問題になったURLにいたっては、ブラウザ上で処理されるものなので原理的に端末本体に悪影響なんか出るわけないのですよ
つまり不正なプログラムじゃないのです
こんなものを「ブラクラだ」って呼ぶ人はネットリテラシーが低いと思われますので、速やかにググってみましょう
兵庫県警はアホ
ただのループするポップアップ程度で補導したり家宅捜索するなんて兵庫県警のネットリテラシーは素人以下です
「ネット触るな」と言いたくなるレベルに程度が低い
自分達警察がネットの知識皆無でアホであることをアピールしていると思われても仕方ありません
この程度の知識ではネット上での犯罪を取り締まることは不可能でしょうね
アホなのはこんな程度のJavaScriptを貼った人間に対して不正指令電磁的記録(ウイルス)供用未遂を適用するところです
どう考えてもウイルスじゃないだろ
今回の件があまりにもアホ過ぎて失笑を買っていますよ
大手のメディアであるZDnetが記事中に問題になったURLを貼っています
これに対してのコメントが欲しいところですね
警察の人たち、呼んでくれればいくらでもブラウザの仕組みと「ウェブで何ができるか(できちゃうか)」話に行きますけど!🙋♀️
— Mariko Kosaka (@kosamari) March 4, 2019
このようにGoogleのこさかまりこさんが教えてあげようと言ってくれているんだから、頭の悪い県警の皆さんは教えてもらいなさいって話です
さて今回の件で、実際にウイルスなんか関係ないURLを貼っただけで警察行きになってしまうという前例が出来てしまいました
しかも不正指令電磁的記録(ウイルス)供用未遂が適用されてしまうという意味不明な話
この誤りを正さないなら兵庫県警は一切信用出来ない組織であると言っても過言ではありません
まとめ
インターネットの発達によってネットリテラシーも底上げになるのかなと思いきや、どんどん発展する代わりに使う側のネットリテラシーが低くなっていますね
非常に悲しいことですが、ヤフコメやニコニコでのコメント欄を見ても多くの人がこの事件の事を理解していない様子で絶句しましたよ
どんどん日本はITからかけ離れていくのでしょうね
「悪意があるイタズラだから補導は妥当」って論点ずれた発言をする人が割りと多いけど問題はそこじゃなくて、不正なものかどうかすら判断出来ないネットリテラシーの低い警察が補導や家宅捜索してしまうアホさなのです
「あなたのコンピュータがウイルスに感染しています」は広告だからOKだけど、ブラクラ程度のいたずらは犯罪。前者を脅迫罪で捕まえて欲しいんですが。
— t_yano (@t_yano) March 5, 2019
この方のツイートの通りで、両者の違いは何なのかを県警には是非答えて欲しいものですね