トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

児玉千明炎上!感情論ばかり動物愛護は綺麗事ばかりで困る

f:id:tomooooon-jesse-oitan:20181023203846j:plain

福井県高浜町議会の児玉千明議員が炎上しているようです

なんでも彼女は猟友会に所属しているそうで、狩った獣肉を解体したり出来るらしい

インスタにその様子を映した写真を投稿していたのだが、その中に解体中の獣肉と笑顔で写っているものがあり「命を軽視している」といった批判が相次いで炎上したそうだ

いつもの通り動物愛護団体や一部ユーザーが叩いている

ま、児玉議員の写真を見たが「アホやこいつは」と思うので反省しておけと思いました

にしても何故か分からないが狩猟そのものへの批判がいくつか見受けられたので、それについては私が真っ向から反論したいと思う

バカの一つ覚えみたいに「命を軽視するな」と言っている動物愛護団体や愛護論者に向けて書こう

基本的に感情論である

どうしても処分が必要な場合はあるのです

特に外来種は基本的に捕まえた時点で処分決定なので、山に逃がすなんてあり得ない選択肢なのです

一部の愛護団体の中にも「外来種輸入を禁止にすべし」という正しい意見はありますが、それは予防策であり現時点で起きている問題を解決する案ではない

在来種であるイノシシやシカやクマも増えすぎれば里に降りてきて獣害に発展してしまう

それを阻止するために狩猟は必要なのだ(有害鳥獣駆除も含む)

動物の処分に対してほとんどの愛護団体は反対の立場なのは皆も知っているだろう

反対なのはいいが、具体的な改善策を言わない団体が多く困ったものである

「処分するな」という事は外来種の繁栄は取り返しがつかない問題という認識なのだろう

仮に生態系が壊れたとしても、住民の生活に影響が出たとしても、農作物に影響が出たとしても「仕方ないから我慢しろ」なのです

 

単純に「殺生を絶対にダメ」が大前提になっているので、それを回避するためなら多少の犠牲は仕方ないってことだが、実際に被害に合っている人からしたら「ふざけんな」である

「人間と動物の共生」を謳っておきながら被害者軽視の発言をするあたり、動物愛護団体は自分勝手であると思われるでしょう

知識不足、認識不足、野生動物をナメ過ぎ

基本的に感情論で突き進む愛護団体は偏ったデータや解釈で発言しますので注意が必要です

過去記事にも書いてあるので良かったら一読を

実際に山に入って野生動物達と関われば、いかに自分達の認識が甘いのかが分かるでしょうに

よく言われる「奥山生息地で生きられなくなった」という意見ですが、実際に山に入って調査した私からすると「それは正しくない」と断言します

山に食べ物はあるし住むに十分な環境は揃っています

そして野生動物は移動距離が長いので「この辺はもう住めないな」と感じたら移動して次の拠点を探します

中には「人間の住んでいる場所が良い」と判断する動物達もいるのですよ

彼らが何故人間の居住地に来るか分かりますか?

人間のいるところには食べ物が豊富だからです

生ゴミはもちろんの事、農作物もありますよね?

彼らにとって最高の環境なのです

手軽に山より栄養価の高い食事が取れる

これは繁殖にも影響します

里に降りてきた動物は山にいる動物よりも沢山子供を生みます

実際に仕留めたイノシシで確認した事がありますが、山に住むイノシシは4頭前後だったのに対して里に住み着いたイノシシは7頭ほど生んでいました

もちろん成獣になるのは生まれた半分の個体と言われていますが、最初に生む頭数に差があるのは確かです

 

そして里で生まれた動物は山に帰りません

当たり前でしょう、山を知らないんだから

故郷が人間と同じような場所で食料にも困らないのだから、わざわざ不便な山に帰るわけがないでしょう

自分達の生活が大切である動物達は賢いので楽に食料が手に入る環境を好みます

子孫を残す確率が高くなることを知っているんですよ

動物はとても賢いのです

処分が絶対ダメというならば、人間が出て行くしか手が無いのですよ

「命を軽視」に反論する

児玉議員がアホなのは確かだが、批判の中でよく見る「命を軽視している」って意見だが、私は真っ向から反論したいと思う

狩猟していれば仕留めた獣と写真撮ったりするのは珍しい事じゃないし、「命の尊厳」というのは人間社会で通用する概念である

はっきり言って野生の世界に命の尊厳やら何やらは関係無いし必要もありません

「いのちをいただく有り難さ」と言う人は多いですが、それも人間のみ適用される概念で野生動物からしたら大きなお世話だし、そんなの免罪符になりませんよ

自己満なんですよ

「肉や皮を有効活用すれば良い」って意見を見ると虫唾が走りますね

そういうエゴイストみたいな考えが野生動物達に伝わるわけがない

だいたい野生動物と真っ向からやりあっていたらそんな悠長な事を言ってられません

彼らは全力ですよ

私も実際にこの手で処分したことがありますが、野生動物の力は凄まじいものでした

 

結局「命を軽視している」って批判する人は哺乳類を処分しているから不愉快なだけで、魚なら大したことはないと思うのです

要は「私が不愉快な気持ちになったから批判してやる!」ってわけで、「命の軽視」だなんて所詮建前でしょう

当たり障りの無いことを言っておけば叩かれないっていうのも理由でしょう

 

では私はどう接してきたかを教えましょうか

何も考えません

何の価値も無い「いのちをいただく有り難さ」なんて全く考えていません

そんな陳腐で自己満な理屈を振りかざしたところで処分された動物には伝わりませんので、意味が無い行いなのです

ほんと私からしたら「キレイ事ばっか言ってんじゃねぇよ」って話だ

命を奪っているっていう事実しかないのよ

それに色々理由つけて納得しているだけで、動物からしたら大きなお世話だよ

動物愛護団体に提案する

動物を愛する姿勢をディスるつもりは無い

むしろそこは私も同意見である

なので団体に対していくつか提案したい案がある

農家、被害者の保護

動物によって作物が荒らされたり家の物を壊されたなどの被害を受けた場合、基本的に救済処置は無いので実費である

農作物については自治体によっては救済があるかもしれないが、私の知っている自治体では具体的な救済はありませんでした

マイナスになるのは間違いないのです

家の物を壊された場合も基本的に実費ですから被害者が損をしてしまうのです

なので愛護団体の方々には被害者の救済をするように自治体に意見を出してほしいのです

そうすれば処分を行う現代の風潮を覆せるかもしれませんよ

処分以外の良い方法を考えて

処分をしなければ繁殖が進み被害者が増えてしまう

被害を抑えるためにも処分は必要であるというのが現時点での行政の認識なのだが、愛護団体の方々はこれらに反対しているわけだから対案が欲しい

「処分するな」は理解した、では次に「被害者を出さない案」をお願いしたい

これを提案して結果を出せばきっと賛同者が増えるだろう

もし良い案があるならば私も真剣に検討したいと思う

まとめ

過去記事にも書いたが動物愛護団体や愛護論者は動物の事が好きなくせに「動物をナメている」のである

彼ら野生動物達が何も考えないバカなわけが無い

実際に山に入って調査してみろ

どれだけの範囲を移動しているのか、繁殖率はどのくらいなのかとか色々分かるはずだ

別に全国中調べろと言っているわけじゃない

あなたの住んでいる市町村でいいのだ

自分の足で調べてみれば現実が分かるはずだ

 

児玉千明議員は普通に品が無いしアホだと思うので反省するか議員辞めてください