日本の部活では体罰はもちろん、暴言での指導が容認されているところがありますね
しかし時代と共に「これはダメだろ」とSNS上で炎上したり訴えてみたりと、従来のような違法な指導方法に異を唱えるようになってきました
バスケ部に入っている学生さん、そしてお子さんがバスケ部に入っている親御さんに朗報です
これでより訴えやすくなりましたね
日本バスケットボール協会のメッセージ
バスケ協会(JBA)は「クリーンバスケット、クリーン・ザ・ゲーム」と発信し、「暴力暴言根絶」に取り組むことを発表しました
このようなメッセージを発信するということはバスケ界には体罰、暴力暴言がはびこっていることを認識しているのでしょう
全国大会のコート上でも暴言を確認していると書かれているように、公の場でハラスメント行為を起こしているわけです
普通に考えて異常なことなのですが、日本では何年もこうした異常な教育・指導が続けられており麻痺していたのでしょう
法律よりもローカルルールを優先してしまうという滑稽な話です
バスケ協会のメッセージは「当然の話」をしているだけに過ぎないのです
次の項目に当てはまったらアウト
協会はコーチによる暴言暴力行為を「テクニカルファウル」としており、試合中に2度ファウルを取るとそのコーチは失格退場となる
では例を紹介しよう
コーチのプレーヤーに対する暴言の例はこんな感じ
(1)人格、人権、存在を否定する言葉
監督・コーチがよく感情的になって「出ていけ!」や「やる気ないなら帰れ!」など言う場面はありますよね
そういうのは全部アウトです
(2)自尊心を傷つける、能力を否定する言葉
プレーに対して「お前は役立たずだ」とか「下手くそ」など、侮辱する言葉を使ってディスとアウトです
(3)身体的特徴をけなす言葉
よくあるのは「チビ」や「デブ」でしょうね
これもアウト
(4)恐怖感を与える言葉
脅迫するような言葉が該当する
例えば「殴るぞ」とか「試合出たくないのか?」など高圧的な言葉を使うとアウトです
場合によっては警察行きです
他にも暴力行為、体罰もアウトだし、脅すような言動も全てアウトです
物に当たったり床を蹴るなどの行為もアウトとなります
あと第三者が不快と感じる言動もダメなので、試合を見ている観客が「あの監督・コーチ、ダメじゃね?」と感じればアウトになる可能性があるわけです
これらは試合での「テクニカルファウル」の例でありますが、練習試合や部活動中での指導で該当するのであればバスケ協会に通報してやりましょう
場合によっては警察に通報してもらってOKです
まとめ
こういう試みは支持したいと思います
バスケ協会の連絡先を載せておきます
〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-27 後楽鹿島ビル6階
公益財団法人日本バスケットボール協会TEL 03-4415-2020
9:30~12:00/13:00~17:30(土・日・祝祭日を除く)
そして公式ツイッターもあるので、あなたが在籍しているバスケ部で問題が起きたら連絡を取ってみてください
アホな指導を根絶してほしいものです