教師という仕事は非常に割に合わない
ブラック企業問題が多く存在する日本において教職員はブラックの大本命です
とても悲しいニュースを見つけたので紹介します
熱血教師が過労により40歳という若さで亡くなってしまうという悲しい事件です
こういうニュースを見ると胸糞悪くなりますよ
「熱血」なんか空回りするだけ
故人を愚弄するつもりはありませんが、無くなった教師の方のように「熱血」やらの精神論・根性論を好む人は損をしやすいです
体育会系だと「辛い状況で成長出来る」と本気で信じているので、毎日残業で長時間労働が続いても無理矢理ポジティブに考えようとしたり「生徒の為」と理由をつけて突き進もうとするのです
でもそれによって自身の寿命を縮めるだけでしかならず、最悪の結果にも繋がってしまうのです
こういう真っ直ぐに進んでしまう人には止め役が必要なのですよ
記録を残すべし
4月から教師になった人、若手の教師の方、そして今まさに悩んでいる教師の方々に提案します
労働時間の記録は残しておきましょう
「何時から何時まで仕事をした」というのが客観的に分かるようにしておけばOKです
出勤簿はあるのにタイムカードが無い学校って意外にあるみたいなので、何も対策をしないと労働時間の証明が困難になってしまいます
パソコンのログも有効ですので定期的に保存しておきましょう
過労認定はされにくい
今回取り上げた記事中にはこんなことが書かれている
「在職中の公立の教員は、年間で約500人が亡くなります。各種統計や分の経験則を踏まえると、少なくともその10分の1、つまり50人近く過労死と考えられる。現在、実際に認定されるのはさらにその10分の1です」
年間50人ほどの教師が過労で亡くなるのに、過労死認定されるのがわずか10分の1という少なさに驚愕です
「認定されたら運がいい」というのが現実なのでしょう
教師がいかに不利で理不尽な立場であるか分かりますね
部活の顧問に責任感はいらない
たかが学生の部活に教師が尽力する必要なんかないのですよ
何が悲しくてほとんどボランティア状態の部活の顧問なんかの為に寿命を削らなければならないのか
嫌々やっているなら責任感なんか持たなくていいです
無理すればあなたの健康に害が出ます
学校という組織に限らず、社会というのは「無責任な人間」が得しやすいです
逆に責任感が強いと多くの仕事を任されてしまい潰されてしまいますし、評価もまともにされませんので損をしてしまいます
なので部活なんか無責任でやればいいと思います
暴力沙汰が起きたなら警察呼べばいいし、アホな生徒は停学処分にすることも出来るのですから
あなたの手に負えない状況になったら誰かに任せるか放棄しちゃえば良いでしょう
学校は守ってくれない
ネットで「教師 過労」とか「教師 労働問題」などで検索すれば分かりますが、学校側が味方になってくれる例はほとんどありません
少なくとも私はそんな話を聞いた事はありません
学校側は学校のイメージを重視しているので問題が表に出るのを恐れます
なので教師が過労で倒れそうでも無視してしまうのです
もし教師をしていて「あれ?これ労基法違反じゃないのかな?」と感じたら学校側に相談する前に証拠を押さえておきましょう
すぐにでも訴えれるだけの証拠を押さえてから学校側に抗議するといいでしょう
労働問題が発生すれば自身の職場が敵になることを覚えておきましょう
さいごに「最終手段を作っておけ」
私が教師の皆さんに言いたいことは見出しのとおりで、最終手段を作っておくことをオススメします
例えば学校の不正の証拠やら法律違反の証拠を動画や画像で保存しておくのです
いざという時に使えますし、弱みを握ることによって精神的に安定します
最悪SNSにアップして道連れにすることも可能です
ただ単に仕事をするだけじゃなく武器になる情報を手に入れましょう