ダレノガレ明美がこんなツイートをしてしまいました
イノシシの居場所をとってしまってるのは
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) 2019年12月10日
人間だよね。
悲しいね。
食べるものがないから街に行くしかないのよね。
イノシシだって人間の住む街に行きたいわけじゃないはず。
だから、危ないけれども
イノシシを殺さないでほしいな。 pic.twitter.com/ss6rVaeEbi
この手の話題は定期的に上がってきますね
結論から言えば、ダレノガレ明美が言っていることは間違っています
どこが間違っているかを書いてきます
「食べるものが無いから」は間違い
動物可哀想論者は必ずこの台詞を言いますが、はっきり言って普通に間違っています
山に食べ物はあります
割と豊富です
ではなぜ里、街に降りてくるのでしょうか?
イノシシを含む野生動物は非常に行動範囲が広いです
野生動物たちは自分たちが繁殖しやすい環境を好みます
街に出れば人間の出した生ごみや農作物などの食糧にありつけますね
当然ですが山にある食べ物より街のある食べ物のほうが、簡単に尚且つ栄養豊富なわけです
あなたならどうしますか?
簡単な方を選ぶでしょう?
もう一つの理由は繁殖し過ぎているところでしょう
イノシシは一度に7匹くらい子を産みます
そのうち4匹は成獣になるので、爆発的に増えていくことが可能なのです
もちろん縄張りがあるので、増えれば増えるほど溢れてしまうイノシシが出てきます
そうなると街に降りるしかないのですよ
仕方なしに街に降りたイノシシが簡単に食べ物にありつけることを知れば、山に帰る理由は無くなります
田舎では死活問題である
田舎に住んでいる人は理解出来るかと思いますが、野生動物による被害というはシャレにならないレベルです
田んぼや畑を荒らせば、収穫に影響してしまい農家の財政を脅かします
民家に侵入し何かを壊せば、そこに住む人が困ってしまいます
もしイノシシに襲われたら、良くてケガ程度ですが、運が悪かったら命を落としてしまいます
そのくらい危険な生き物なのです
イノシシの鼻の力は非常に強く、80キロ程度の物ならヒョイって持ち上げてしまうのです
人間なんかふっ飛ばされしまいますよ
イノシシの被害が酷すぎて、農家を辞めてしまう人もいるのです
実際、私の地元でも農家を辞めて人がいます
そして辞めた田んぼや畑は荒れてしまい、イノシシ達の住処になってしまうのです
イノシシの被害に合い、ツラい状況にある人からすればダレノガレ明美の発言は無知以外の何でもないでしょう
開き直るダレノガレ明美
無知なのを認められないダレノガレ明美がこんなことを言っています
殺さないでほしい!と個人的意見を言ったら
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) 2019年12月11日
じゃあ、お前がイノシシ育てろよ!は
さすがだな!って思った!
さすが私のアンチ!!
アンチがどんなに私を叩いても
擦り傷より痛くないからな!!
私のSNSくらい書きたい事書かせなさい! https://t.co/prmKmb3qgf
完全にアウトですね
無知だけでなく理解力も無いようです
単純に、
「君の言っていることは大間違いだよ」
っていうことを皆が言っているのにアンチ認定で終わらせようとしています
言いたいことを言うのは勝手ですが、明らかに間違った話を流布するのはよろしくありません
無知な人ほど偏った動物愛護をしてしまう
私は野生動物と接する仕事(殺処分も含む)をしていました
その経験から言わせていただきますが、動物愛護論者のほとんどが動物について無知です
野生動物たちの恐ろしさが全く分かっていないし、どうして里に来るのかについて真剣に考えて調べない
なんとなくの雰囲気で動物愛護発言をしているのです
動物愛護論者こそ、野生動物と直に接するべきです
猟友会に色々学ぶのも良し、自分の足で野山を歩いて調べるも良し
とにかく知るべきことが多いはずです