昨年に麻薬取締法違反罪で有罪を食らったピエール瀧
執行猶予中であるのにも関わらず、今月下旬から俳優として活動するらしい
1年も経たずに復帰ということで、当然だが批判の声が多いらしい
私はこの件を「芸能界の抱える病気のようなもの」と考えている
芸能界以外で生きていけない人が多い
良くも悪くも芸能人にマトモな人が少ない
一般人の感覚から外れていたり飛びぬけていたりするから、芸能人として第一線で活躍出来る
ピエール瀧は芸能界以外で働けるような人間ではないでしょう
電気グルーヴのパフォーマンスといい、俳優業での癖のある演技といい、彼しか出来ない表現がある
長年芸能界にいるのもあるだろうし、50代から一般社会で働くなんて無理がある
せっかく罪を償って「さあこれから頑張ろう」という時に、帰る場所を奪ってしまえばどうなるだろうか?
マトモに働くことが出来なければ、また罪を犯す可能性があるし、最悪の場合は自らの命を絶つことだって考えられる
「一般社会に戻れない人」って芸能界には多いと思われる
故に復帰に関しては一般社会より甘いのだろう
薬物使用の罪の意識
ピエール瀧が捕まって罪は麻薬取締法違反である
本人曰く「ストレス解消のために使った」だそうで、誰かに売ったりしていたわけではなく自分だけで使用していたのである
罪そのものについてはともかく、ピエール瀧がやったことは直接誰かに害を与えていたわけではない
自分ひとりで完結している罪である
「直接誰かを傷つけたわけじゃない」
そう考えてもおかしくないのが芸能界である
一般社会と比べて変ではあるが、十二分にあり得るだろう
芸能界では薬物が流行っているのか
少し偏見も入っているのでご了承を
芸能・エンタメ界には薬物が蔓延っていると私は考える
まずよく薬物が売り買いされる場所を考えてみてほしい
大体がクラブなどの人の集まる場所での売買や、売人を知り合いに持つ人に頼んで売ってもらうというところだろう
クラブ・ダンス界、音楽業界、芸術系、これらの界隈では薬物の話を聞くことが多い
もちろん皆がやっているわけではないが、明らかに目立っているのである
「火のない所に煙は立たぬ」と言うように何かあるから話が出てくるのである
芸能界もこれらの界隈と同類である
逆に言えば「芸能界から薬物の話が出てこないわけがない!」ってことである
ピエール瀧は薬物を止めれるのか?
30年も薬物と付き合ってきたピエール瀧が、たった1年で完全に止めれる可能性は高くないでしょう
そんな薬物は甘くありませんよ
一時的に薬物無しでの生活が平気になったとしても、いざ薬物の誘惑が来た場合、ピエール瀧はその誘惑に勝てるでしょうか?
社会生活を営む上で仕事復帰を早くするのはいいでしょうが、ピエール瀧が重点的にすべきことは治療を続けることです
薬物依存は病的なものですからすぐに完治するとは思えない
またコッソリ初めてしまわないように徹底的に治療したほうがいいんじゃないかなと思いますね