トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

漫画『BØY』を語る。私の好きなヤンキー漫画【BOY】

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今回紹介するのは『BØY』という漫画です

私が小学校の頃に週刊少年ジャンプで連載していた作品

ってことでさっそく語っていくぞ

内容

主人公は楽高に通う日々野晴矢

高校一年なので年齢は16歳

世界征服の野望を持つ少年である

喧嘩が非常に強く、どんな相手にもひるまず戦う

仲間である岡本清志郎や一条誠と共に多くの敵と戦っていくという話である

魅力

他のヤンキー漫画と比べて違うのが、主人公が負けることが一度も無いのである

普通に考えて主人公が負けなしの漫画は面白くない

しかし『BØY』はその心配がありません

「どうせ主人公が勝つんだろ?」と思わせない描写なので、読んでるとハラハラドキドキします

今の時代ではアウトの表現も多々あるし、車やバイクも多く登場する

ちなみに私は一条誠がゼファー乗っていた影響で、今ゼファーχを乗っている

 

暴走族が主人公のヤンキー漫画ではないので、族車が登場することは無いが登場キャラの多くが反りこみリーゼントである

 

読み終わると自分が強くなった気がします

登場人物

日々野晴矢

主人公で喧嘩最強の16歳

見た目はヤンキーっぽくなく、さわやかなイケメンだ

背はまあまあ高い(180cmくらい?)

背中から金属バットやフライパンといった道具を出すことが出来る(ドラえもんも真っ青)

「世界征服が野望じゃー」というセリフがあるが、本人は割と本気で言っている

相手が刃物を持っていようが銃を構えてきても全くビビらない

それどころか挑発する余裕を見せる

無免ではあるがハーレーを運転したことがある

 

日々野の内面についての描写が少なく、何を考えているのか全く分からない奴である

そのため日々野に対しての感情移入が出来ない

こう考えると主人公としてどうなのかと疑問が出てくるが、ゲームにおいても無口で生い立ち不明の主人公がいるように、読者が勝手に想像して楽しむタイプであると私は思う

 

終盤ではバンドのヴォーカルとして活躍する展開になる

ヤンキーで喧嘩が滅法強いロックヴォーカリスト

まるで氷室京介のようである

ちなみに作者はBOØWYの大ファンらしい

岡本清志郎

日々野と同じ楽高に通う1年生16歳

背は小さく幼い顔である

日々野とは不良に絡まれていたところを助けられ知り合う

夢は画家で、フランスに行くためにバイトして貯金している

この作品の中で数少ない真面目っ子キャラである

見た目に反して力があり、体重100キロある不良を持ち上げて倒したりする

ヒロインの一人である山奈と相思相愛で、彼女がピンチに陥ると危険を顧みず敵に向かっていく男前

気になる画力だが、敵の画商が清志郎の絵を見て驚く描写があるので、才能がある可能性が高いだろう

画商も清志郎が成功するかどうか気になるため、禁煙禁酒を決断するほどである

本作一のドリーマー

一条誠

日々野と同級生の長髪の男

布袋中時代は有名な不良で神崎と共に喧嘩に明け暮れていたが、ロックと出会うことで不良の道から足を洗う

喧嘩の腕は日々野ほどではないが非常に強く、強敵達と激闘を繰り広げている

愛車はゼファー

ギターを弾く時に使うピックを飛び道具として使うことが出来、その威力はスチール製の下駄箱に突き刺さるほどで、指に喰らうと爪が割れる

日々野の声に魅力を感じ、日々野をバンドに誘う

揉山正象

楽高の番長

見た目は40代くらいに見える高校3年生

愛車はシボレー・インパラ

序盤は日々野の敵として登場するが即倒される

それからは情けないキャラクターとしての登場が多かったが、中盤からは男気全開の回が出てくる

なんだかんだで日々野達と仲が良く、ある一定の信頼も置いている

妹がいるが全然似てない

ボブじいさん

公園で似顔絵を描いて生計を立てているホームレス

まあまあ高齢であるが傘を使った戦闘スタイルで、その辺の不良程度なら軽く倒せるくらいの実力者

本名は「北原俊太朗」で有名な画家だった

彼の最後の作品である「未完の情景」は画商たちから狙われており、フランスから日本に逃げてきたのは絵を守るためであった

岡本清志郎と出会い彼の才能を感じたあとは、清志郎の弟子入りを認める

山奈みちる

本作のヒロインの一人

黒髪ロングヘアーの美人で、男言葉を使う気の強めの女子高生

ジュエリーデザイナーになるのが夢で、手作りのアクセサリーを路上販売していた

不良とのトラブルを経て日々野達の仲間になり、岡本清志郎と惹かれ最終的に相思相愛になっていく

敵に拉致されたりトラブルに巻き込まれたりと、酷い扱いを受けることが多い

スーパーマリオシリーズでいうピーチ姫みたいな位置付けのキャラ

山ノ上春香

ヒロインの一人

作品の後半で登場する楽高の保健室勤務の女性教師

真面目の堅物で正義感の塊のような人物で、いかなる場合でも暴力を許さない性格

日々野とは相思相愛?のような描写があるが、最終的に進展があった描写がなかった

山奈ほどではないが、トラブルに見舞われることが多い

伊部麗子

本作中盤で登場する女性

マジョガクの頭の3年生で、日本人離れした見た目

木のバット2本を折るキック力を持ち、トリカブトの毒入りダーツと指輪を武器に戦う

初登場時では日々野達の敵であったが、敗北後に一条誠に惚れてしまう

その後相思相愛になり、日々野達の味方として登場することが多くなった

武器無しでも本作の女性キャラではトップクラスの戦闘力

敵(少しだけ)

ブラック・スカルズ

街をたむろするチーマー集団で、清志郎をカツアゲしていたが日々野ともめてぶっ潰される

キラー

元肩繰高校のアイスホッケー部の集まりで、在学当時にスケートリンクで集団リンチをしてしまい退学処分を受けた過去がある

スケートシューズの代わりにローラースケートを履き、街でひったくりを繰り返していた

潰れたボウリング場をアジトにしている

日々野ともめてぶっ潰される

神崎狂

戯堂高の頭で金髪ロングストレートにサングラス姿の男

ハーレーを乗り回しドラッグを売りさばいて金を稼ぐという、高校3年生と思えない悪者である

喧嘩は非常に強く、ドーピングありとはいえ一条誠を圧倒した

一条誠とはかつて共に悪さをしていた仲である

日々野との戦いでは、ドラッグに溺れる弱さをつかれて敗北

その後、リベンジをするために再び日々野と戦う

 

本気で戦ったら日々野と互角に戦えるくらい強い

終盤では日々野達のライブに来ていた

とにかく一度読んでほしい

こんなブログで『BØY』についての魅力を語ったところで、読んで無い人には全く理解されないでしょう

ってことで一度読んでみてください

30代から40代の人ならハマるんじゃないかな