私には嫌いな言葉があります
『職業に貴賤なし』
この言葉を聞くと虫唾が走りますね
使っている人間にろくな奴がいませんね
では底辺職の私が語っていきます
多くの人が間違った使い方をしている
この言葉の本来の意味はこうです
職業そのものには貴賤があるが、従事している人間には貴賤は無い
生まれや育ち、職業というのは生い立ちによっても左右されるものです
そんな理由で個人の命や人格に優劣をつけるものではありませんってことです
日本人ってアホが多いのかわかりませんが、言葉の由来を考えたりしない人ばっかりです
「職業に貴賤はない」の誤用が目立ちます
主に夜職やブルーカラー労働者の話題でよく見かけますね
皆「その仕事は立派なことだ」とか「職業差別はダメだ」など言っていますね
はいはい、きれいごとですね
残念ながら職業に貴賤はあります
底辺職で実感する貴賤とは
私の職業は底辺です
詳細は言えませんが廃棄物関係と言っておきましょう
この業界は底辺の集まりです
前歴やら前科やら社会不適合者が集まりやすいのか変わり者がとても多い
仕事中に大を漏らす奴もいたり衛星概念が全く無い奴もいます
昔、この業界にいた連中が無茶苦茶したせいで未だに偏見の目で見られることもあります
廃棄物関係は反社のシノギになっていたこともあって、一般市民が怖がったり偏見や差別的な感情を持っています
単純に汚いとか臭そうってのもあるでしょうけど、良い印象はありません
私は異性からの交際を断れたこともありますし、上の年代から「もっと良い仕事を探しなさいよ」と言われたこともあります
これって一見職業差別に感じますよね?
でもね、差別ってわけじゃなくて半分くらい事実なんです
多くの偏見は事実でしたね
なので私は「職業差別だ」って思ったことはありません
廃棄物関係の人間には輩みたいな奴いますし、問題行動をしている奴もいますし反社もいます
事実なんだからしょうがない
これで他の職業と同等だなんて言えませんね
なんでそんな業界で働いているのかって?
答えは簡単です
私自身が底辺なのです
底辺の人間だからこそ底辺職のが住み心地も良いのです
「職業に貴賤はない」って言う奴は信用出来ない
この言葉を使う奴は、基本的に他人事なのですよ
自分自身や身内に関係しないからこそ、
「それは立派な仕事だよ」
「社会に必要な仕事だ」
といったピントのズレたバカ発言が出来るのです
立派な仕事って言いますけどね、あんたら底辺の仕事を出来るのかな?
私の業界やってみてほしいですね
汚物やら体に悪い物質を相手にするんですよ
全然立派でも無いし皆がしたくない底辺の仕事なんです
社会に必要な仕事なのは事実ですが、貴賤があるかないかとは関係ありません
社会に必要な仕事の中には底辺の仕事は存在します
所詮他人事だから言えるアホ発言なんですよ
私の勤めている業界や夜の仕事といった偏見を持たれる職業
見下されやすい職業
なぜこうなったのか、それは必ず理由があるんです
その偏見が無くなるには長い年月が必要ですし、業界のクリーン化は必須条件です
自分自身&身内に勧めれる職業かどうかを考えろ
職業に貴賤があるかどうかの確認は簡単です
- 自分自身がその業界で働きたいか
- 身内に勧めれる職業かどうか
これで判別出来ます
私は自分の勤めている業界を身内に勧めることはありません
まして女性には絶対勧めませんよ
こんな底辺の集まりのところに身内を勧めるわけがない
でも赤の他人に対してなら「こんな底辺だけど来る?」って言ってしまうかもしれませんね
私に差別意識がある?
そりゃそうですよ
皆、口に出さないだけで差別意識は持っているものでしょう
無いって言う人は確実に嘘つきです
職業に平等なんかありません
それぞれの職業の歴史ってのがあるんです
底辺の人間が担っていた業界はどうしても底辺職になってしまいます
ただそれだけの話です
底辺にならないためには?
さて私もただのバカじゃありません
底辺にならないアドバイス程度なら出来ますよ
とても簡単
- 学生なら勉学に勤しむべし
- 社会人なら資格を沢山取るべし
- コミュニケーション能力をつけろ
- 人に金を貸すな
- 人から金を借りるな
- 体を鍛えろ
これらを守っていれば底辺になることは無いでしょう