
最近でも、職場やプライベートの時間に突然生命保険の営業を受けることはありませんか?
昼休みや退社間際に、突然現れて話しかけてくる保険会社の営業さん。正直「なぜこんなにしつこいの?」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、私自身の体験談も交えながら、生命保険の勧誘がなぜ“うざい”と感じられるのか、今の時代に合わせて改めて考えてみたいと思います。
失礼な保険勧誘は今も多い?
名前を名乗らない営業…それで信頼できる?
保険の営業担当者が名刺を渡しながらも、自分の名前をはっきり言わなかったり、会社名だけで済ませたり――。
実際、私は「〇〇生命のものですが…」と会社名しか言わず、自分の名前を教えてくれない営業さんに遭遇したことがあります。
正直、最初から信頼できないと感じてしまいました。
なれなれしい態度や、失礼な質問も…
営業の人が初対面にもかかわらず、やたらと距離感が近い、プライベートな話を根掘り葉掘り聞いてくる…そんな経験をしたことはありませんか?
私もある昼休み、こんなやり取りがありました。
ある日の昼休みの会話例
保険営業「こんにちは!生命保険、入ってらっしゃいますか?」
私「入ってません。」
保険営業「えっ、まだ未加入なんですね!興味はありますか?」
私「全くないです。」
保険営業「ちなみに今おいくつですか?ご結婚は?」
私「30歳、独身です。」
保険営業「今の年代の方にぴったりなプランがあるんですよ。ご説明だけでもどうですか?」
私「必要ないので大丈夫です。」
保険営業「それじゃ、貯金はされていますか?」
私「一応してます。」
保険営業「万が一の時、その貯金で大丈夫だと思ってらっしゃるんですか?」
私「はい。」
さすがにしつこく感じたので…
私「じゃあ逆に聞きます。30歳独身で生保未加入・貯金アリ・国の制度も活用した場合と、あなたのおすすめの保険に加入し保険料を払い続けた場合、どちらが得か、具体例で説明してもらえますか?」
保険営業「え……」
私「あと、30代で実際に保険金が支払われたケースってどれくらいありますか?」
保険営業「あー……それは……」
私「答えられないなら結構です。」
保険営業「あ、失礼しました。またご縁があれば…」
ちょっと意地悪な質問をしてしまいましたが、最初の時点で営業マナーに疑問を感じていたので、どうしても納得できませんでした。
生命保険は「家の次に高い買い物」
生命保険は月々の保険料が小さく見えても、何十年も続くと驚くほどの金額になります。
「家の次に高い買い物」と言われるのも当然でしょう。
そんな高額商品を、礼儀や説明をおろそかにしたまま押し売りされると、ますます不信感が募ります。
もちろん誠実な営業さんもいますが、残念ながら全員がそうではありません。
「アンケート商法」にもご注意
最近では「簡単なアンケートにご協力いただけませんか?」というアプローチも増えました。
実際は、アンケートをきっかけに個人情報を取得し、後日営業の電話や訪問をかけてくるケースも。
本当に興味があるならまだしも、「とりあえず答えたら、しばらく勧誘が続く」というのは気持ちの良いものではありません。
高額な保険をこうした手法で売ろうとする姿勢には疑問を感じます。
未成年や若年層への勧誘も要注意!
10代に生命保険を売る営業の実例
以前、私の友人の妹(当時17歳)が、しつこく生命保険の勧誘を受けて困っているという相談を受けたことがありました。
親は「別にいいんじゃない?」と軽く考えている一方で、本人や家族は「高校生に生命保険は不要」と反対。
それでも営業担当は粘り強く勧誘し続け、挙句の果てには妹の分の印鑑まで勝手に用意していたとのこと。
未成年者への強引な勧誘や、本人の同意のない契約は明らかにアウトです。
実際にとった対策
友人は困り果てて私に相談してきました。
私は、次のような対策を提案しました。
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勧誘の様子を録音・録画して証拠を残す
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「帰ってください」と言っても帰らない場合は不退去罪で警察に通報する
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支店や本社のカスタマーセンターにクレームを入れる
最終的に、私が本社に電話でクレームを入れたところ、オペレーターは親身に対応してくれました。
「もしおっしゃる内容が本当であれば、警察への通報もご検討ください」とまで言われました。
支店への連絡、そして対応の変化
さらに数日後、支店にも電話をかけて状況説明をしたのですが、対応した方は「ご本人以外には答えられません」とやや突き放した対応。
それでも録音していることを伝え、事実関係をしっかり伝えることで、最終的には営業担当者が友人宅に謝罪に行き、その後しつこい勧誘はなくなりました。
友人の家族もほっとした様子で、結果的には一件落着となりました。
今の時代に合った営業マナーとは?
生命保険の営業は、今でも“昔ながら”のしつこさや強引さが目立つことがあります。
ですが、消費者が情報を集めやすい今の時代、誠実でオープンなコミュニケーションこそが信頼を得るカギです。
アンケート商法や未成年への強引な勧誘は時代遅れ。
もし強引な勧誘や不適切な営業に遭遇したときは、無理に応じず、証拠を残したり第三者や公的機関に相談するのが有効です。
まとめ
生命保険は一生のうちで大きな買い物の一つです。
それだけに、誠実で正直な営業を心がけてほしいもの。
「普通に堂々と説明してくれたら、こちらも興味を持って話を聞く気になります!」
営業の方々には、今一度、消費者の立場に立ってマナーを見直してほしいと強く感じます。