正直、もう耳にタコができるほど聞かされている「緊急で動画回してます」というフレーズ。YOUTUBERが動画の冒頭でよく言うこのセリフですが、はっきり言って全然緊急でもなんでもない。「今すぐ撮らなきゃいけない大事件！」みたいな顔して始めるけど、実際はたいした内容じゃない。しかも、「動画を回す」って、言葉としても完全におかしい！どう考えても「カメラを回す」が正しい日本語です。こうした安易な釣りタイトルや煽り文句に、いい加減呆れている人も多いのではないでしょうか？私はこの「緊急で動画回してます」というセリフが大嫌いです。今回はこの苛立ちと違和感を、とことんぶつけてみたいと思います。
- なぜ「緊急で動画回してます」が使われ続けるのか？YOUTUBERの浅はかさ
- 釣りタイトル・煽り文句乱用への強い違和感
- YOUTUBERの無責任さと広がる悪影響
- まとめ：「緊急で動画回してます」に対する呆れと怒りを込めて
なぜ「緊急で動画回してます」が使われ続けるのか？YOUTUBERの浅はかさ
YOUTUBERが「緊急」と言えば何でも許される？
もう見飽きた「緊急で動画回してます」。YOUTUBERたちは、これを言えば視聴者が食いつくと勘違いしている節があります。実際、「ちょっと聞いてほしいことがある」と言うだけのことを、わざわざ「緊急」扱いにするその神経が理解できません。視聴者をバカにしているのか、それともクリック数稼ぎしか頭にないのか、はっきり言って呆れるばかりです。再生数や広告収益のために、安直な煽り文句を乱用する姿勢に、どこか薄っぺらさしか感じません。
これのどこが「緊急」なのか？視聴者の気持ちを無視した演出
たとえば、「緊急で動画回してます」と言いながら、内容は「新しいお菓子を食べてみた」や「友達と遊びに行った」レベル。こんなの緊急でもなんでもない。まるで視聴者が何でも信じると思い込んでいるかのような態度には、本当に呆れ果ててしまいます。繰り返されるうちに、もう誰も信じなくなり、「またいつものやつか」と冷めた目で見るようになるのも当然です。
言葉の乱用と日本語崩壊への怒り
そして一番許せないのは、「動画を回す」という日本語としておかしな表現が、YOUTUBERのせいで当たり前のように使われてしまっていることです。「カメラを回す」ならともかく、「動画を回す」って何？こんな間違った日本語が広がっていくことに、強い危機感と怒りを感じます。インフルエンサーを名乗るのであれば、言葉遣いにもっと責任を持ってほしいものです。
釣りタイトル・煽り文句乱用への強い違和感
釣りタイトルとしての「緊急で動画回してます」への怒り
「緊急で動画回してます」は、典型的な“釣りタイトル（クリックベイト）”であり、そのやり口は本当に姑息です。大げさなサムネイルと組み合わさることで、一瞬でも「何か重大なことが起こったのか？」と期待してしまう。でも、内容がペラペラだった時のガッカリ感。もう勘弁してほしい。視聴者の期待を裏切ることを繰り返すことで、信頼関係をぶち壊しているのはYOUTUBER自身なのに、それすら気付いていない人が多すぎます。
これからのYouTubeで釣りタイトルは許されるのか？
今はまだ釣りタイトルや煽り文句で数字が取れてしまう現状ですが、私は絶対に長くは続かないと思っています。近い将来、GoogleやYouTubeのアルゴリズムが変わり、こうした小手先のテクニックは通用しなくなる日が来るはずです。その時、何の工夫もない釣り動画ばかり作っていたYOUTUBERは、確実に淘汰されるでしょう。目先の再生数だけにしがみつくやり方には、怒りしかありません。
視聴者も「またか」と呆れ顔
「緊急」を連発する動画ばかり見ていると、視聴者の方も慣れてきて、もはや呆れるしかありません。「どうせまた大したことない内容だろ」と思いつつ、それでも一応クリックしてみてしまう。でも案の定がっかりする。この無限ループ。YOUTUBERには、一度失った信頼を取り戻すのがどれだけ大変か、もう少し真剣に考えてほしいです。
YOUTUBERの無責任さと広がる悪影響
間違った日本語を広める責任
人気のYOUTUBERが「動画を回す」と言うたびに、子どもや若者がそれを真似する光景が目に浮かびます。間違った日本語がどんどん世の中に広まるのを見ていると、怒りとともにやるせなさを感じざるを得ません。影響力がある立場なのに、「視聴者が真似したらどうなるか？」という想像力が足りなすぎるとしか思えません。
「緊急で動画回してます」なんてなくても勝負できるはず
本当に伝えるべきことがあれば、くだらない煽り文句なんて不要なはずです。ちゃんと内容があれば、誠実なタイトルや正確な言葉だけで十分評価される。例えば、独自の視点で社会問題を掘り下げたり、日常のリアルな悩みに答える動画の方が、よほど視聴者の心に刺さります。安易な煽りに頼るのは、自信や中身がない証拠です。
自分のブランドを大事にしてほしい
YOUTUBERは自分の名前や顔で活動している以上、もっと発信する内容や言葉に責任を持つべきです。視聴者に信頼されるブランドを作ることが、結局は自分のためにもなります。安易な煽りや嘘のタイトルで稼ごうとするその姿勢に、強い憤りを覚えます。YouTubeというプラットフォーム自体が、質より量、煽り重視の場所になってしまわないよう、心から願っています。
まとめ：「緊急で動画回してます」に対する呆れと怒りを込めて
「緊急で動画回してます」は、もううんざりするほど使い古された煽り文句です。緊急でもなければ、日本語としても意味不明。視聴者の感情を弄ぶような釣りタイトルに、これ以上騙されてはいけません。今後、YouTubeアルゴリズムの変化で、こうした安易な手法が通用しなくなる日が必ず来ると私は信じています。だからこそ、YOUTUBERは誠実で質の高い動画を作る覚悟を持ってほしいし、視聴者も「本当に価値ある情報」を見極める目を持ってほしい。私のこの怒りと呆れが、少しでも多くの人に届くことを願っています。
