私は無保険者が許せません
任意保険くらい入ってから車やバイクに乗れと言いたい
悲しいことに日本では無保険者が無敵になってしまうのです
無保険割合高過ぎるやろ…… pic.twitter.com/fFois6FIl2
— 真城 響也@青函管理局横須賀出張所 (@kyouya_s) October 7, 2019
なんと全国では約8台に1台が無保険車だそうです
これは最悪ですね
もしもの事故の時に「相手が無保険だった」というのが、よくある話ということです
では「事故の相手が無保険だとどうなるのか?」を書いていきます
結論:ほぼ泣き寝入りである
残念ですが、事故した相手が無保険だと泣き寝入りの可能性が非常に高くなるでしょう
ネットで調べると「相手が無保険だった場合はどうする?」といったタイトルで沢山の記事を見ることが出来ますが、どれも文字数が多いだけで核心に触れていません
はっきり言いますが、無保険の車との事故は高確率で逃げられてしまいます
「ない袖は振れぬ」って言われて終了です
相手に金が無かったら取れません
ちなみに対策って言ってもお金と労力が必要で、過失割合こっちが0で相手が10であっても結局損をしてしまうことがほとんどです
こっちに非が無いのに損をしてしまうのが日本の現実なんですよ
過去記事で無保険車の事故についての実話を載せています
2年前の話ですが、未だに無保険の人間は相手に金を払っていません
これが現実です
逃げ得なんですよ
損害賠償請求しても泣き寝入り
非常に古いデーター(2000年)だが、全体の損害賠償の踏み倒し率は37%と払わない人がけっこういる
モラルがある人間なら被害者に対して謝罪の念を持つだろうから、法とか関係なく払うものだと思う
しかし皆がモラルがあるわけじゃない
無保険の人間にモラルを求めたところで無駄である
裁判で損害賠償請求を勝ち取ったとしても『徴収する権利』を得たに過ぎず、実際の徴収は自分で行分ければならない
当たり前だが徴収するのは労力が必要であり精神的にも参ってしまう
差し押さえをしようとしても相手に金が無かったら無駄である
ちなみに2019年5月に民事執行法が改正されて、財産開示制度に刑事罰が追加された
簡単に言うと「債権者であるお前の財産を開示しろ」ということを請求出来て、それに応じないと刑事罰を食らうってことである
今までは差し押さえ請求の際、自分で相手先の財産を調べる必要があってとてもハードルが高かったのだが、開示請求によってそれが楽になるのである
まあ、これにより強制力が強くなったわけだが、結局財産がなければ徴収は不可能である
当然だが、無料では出来ない手続きである
相手に財産があれば何とかなるかもしれないが、差し押さえや開示請求をする前に隠されたら終わりである
仮差押えをしようにも間に合わなかったら意味が無い
もっとも、無保険で車やバイクを乗るような人間が立派な資産を持っているとは思えないので、相手に金が無くて泣き寝入りが基本だろう
無保険相手に対応した保険に加入が無難
無保険の車やバイクとの事故にいつ巻き込まれるか分かりません
なのでそういった時に対応出来る自動車保険を探しましょう
金の無い無保険者は無敵の人なのですから
まとめ
交通事故で相手が無保険だったら99%損をする覚悟が必要です
こんな世の中、絶対におかしいですよね
悪者が得をするのは間違っていると断言します