保険屋に勧誘されて生命保険に加入している人って結構いるんじゃないでしょうか?
長年払うと莫大な金額になっちゃいますので「家の次に高い買い物」と言われますね
過去記事にウザイ勧誘について書きましたが、今回は「そもそも生命保険って必要なの?」という観点で書いていきましょう
基本的に必要無い人が多い
結論から言えば「ほとんどの人が必要無い」のです
以下の条件に当てはまる人は必要無いと思われます
必要無い人の条件
- 独身
- 若い
- 貯金がある
この3つに当てはまる人は生命保険なんか必要無いので、残念ながらお金の無駄です
「もしもの時」に何が必要なのかは保険ではなくお金なのです
国の保険制度はちゃんと知ればとても手厚い事がわかります
たとえば高額療養費制度
これは1ヶ月でかかった医療費が100万クラスであっても自己負担が数万円前後(収入による)で済んじゃう制度なのです
自己負担に天井を設けることが出来るんですね!
なのである程度の貯金があれば、そこまで心配しなくても良いのです
厚生労働省のHPで高額医療制度について説明が書いてありますので一読を
もし支払いが困難な場合は「高額医療費貸付制度」というのもあります
これは無利子でお金を借りれますので、貯金が無い場合は相談をすると良いでしょう
保険の外交員が「がんなどで入院費100万円とかになった場合は困るでしょ!?」みたいな発言をしますが、あれはかなり話を盛っています
それに仕事が出来ない間は、傷病手当と休業補償給付のどちらかを受ける事が出来ますので仕事出来ない間も最低限の収入があります
っとまあこれだけでも「入る意味あるんかな?」って思いますね
自分が亡くなった場合は!?
生命保険ですから亡くなった後に「3000万円おります」とかよくある台詞ですが、あなたが亡くなった後には遺族基礎年金や遺族厚生年金があるので葬式代の足しにはなります
そもそも独身の場合で死亡保障があったとして、誰が受け取るんでしょうか?
あなたにお子さんがいてまだ幼いのなら入っても良いですが、お子さんが居ない&成人間近であれば必要無いでしょう
そんな曖昧な理由で毎月保険料を払うのって馬鹿らしくなりませんか?
貯金に回したり投資に回すほうが有意義に思えます
加入するならば「誰にあげるのか」を考えましょう
保険は高い買い物である
金融商品である生命保険は安いものではありません
よく「家の次に高い買い物」という話がありますが、まさにその通りです
1ヶ月1万円として1年経てば12万円、10年経てば120万円になっちゃいます
国の制度があればちょっとの貯金で何とかなるのですから、こんな保険料払うほうが損な気がします
必要もなく何となくで生命保険に入っている人は、国の制度と会社の福利厚生を知らないのではないでしょうか?
国の制度については上で述べた通りですが、会社員であるなら会社の福利厚生の内容に死亡時におりる金や遺族育英年金などが入っている場合があります
なので今一度会社の福利厚生を確認すべきです
それらと照らし合わせて総合的に見ても不安ならば、生命保険加入を検討しても良いでしょう
自分が受けれる公的支援、会社からの支援がどのくらいあるのかを確認しましょう
悪質&強引な勧誘に要注意
皆さんは職場の昼休みに保険の外交員がうろうろするのを何度も見ているでしょう
外交員達は社会経験が浅い人(特に新入社員)を狙って勧誘してきますので注意しましょう
私の経験上、勧誘どおりに契約したらほぼロクな事がありません
生保レディは親身になってあなたにプランを紹介しているわけではありませんよ
「契約取れば自分の収入になる」
これが一番の動機なのです
だから「金づるとして見ている」と考えたほうが賢明です
なのでウザイ勧誘に対しては毅然とした態度で断りましょう
3回くらい断れば生保レディも諦めてくれるでしょう
まとめ
健康保険証を持っていて年金も納めて、会社に勤めている人なら基本的に生命保険は不要と思います
何度も言いますが、子持ちなら検討しても良いでしょうが、独身の場合はメリットは無いに等しいです
「でもでも、不安だもん!」っていう人は保険の外交員の言うとおりにするんじゃなくて、自分で保険について調べて納得のいく内容を探す&交渉すべきです!
出来るでしょ?それくらいは
高額な買い物する時って迷うでしょ?
家や車を適当に買うんですか?
保険だって高額商品なのだから。思いっきり悩んで迷って考えて買えばいいじゃないですか
毎月の給料からいくらかを保険に消費するのってダメージ大きいですよ、特に収入が低い場合は考えてから決めましょう!