あーあ、やっぱりこうなると思っていたんですよね
ざっくり言うと、
職場体験として板金工場に訪れていた中学生が油圧カッターで作業中、誤って指を切断して大怪我を負ってしまった
とても残念な事故ですよ
そして学校側は謝るだけで責任を取らないでしょう
私としては「職場体験は無駄」と考えております
ではその理由を書いていきます
まだ働く必要が無いから
早い話が「中学生の時点で働く必要が無いでしょう」って話
昔のように新聞配達して家の生計を助けていた例があるならまだしも、一般論で中学生に「働くこと」を体験させる必要は無いと思えます
100%譲って「あ、この仕事を将来してみたい」っていう生徒がいるなら良いのですけどね
たった数日でその職場の魅力や内容を把握することはおろか、職場の雰囲気を把握するのも不可能です
どうしても職場を見たいなら職場体験ではなく職場見学で良いでしょう
なぜ実際に働く必要があるのでしょうか?
はっきりいってバカバカしいです
やるなら対価を出せよ
職場体験の意義は「仕事を経験し、働く人々と接して学習する」だそうです
早い話が「働くって何?」を体験させるわけです
私達は何の為に働きますか?
給料の為でしょ?
生活しなくてはいけませんから給料の事を疎かに出来るわけがない
職場体験であっても「労働とは」はもちろんのこと「働いて稼ぐ」を体験させないと意味がありません
今行っている職場体験は無給といっても過言ではない
インターシップとか横文字を使って誤魔化していますが、実際は「職場体験させてやるからタダ働きだ!」である
対価を得ることを学ばせない職場体験なんかアホと思います
対価を得ることって悪い事?
大切だと思いませんか?
何で学生は例外になるの?
だったらやめたら?
日本みたいにサビ残などの「労働に対する対価」を軽視する風潮で、こんな教育していたらいつまでも問題が解決しません
労働者の立場を低く思わせる教育です
労働基準法を先に覚えさせろ
日本って国は「法律は専門家へ」と考えているのか義務教育で教えようとしません
労働基準法は働く私達にとって最も身近で切っても切れない法律なのです
義務教育で教えるべき内容なのです
実例を出しながら教えたり、ニュースを引用して教えたりと、方法は色々あるでしょう
万が一働けなくなった時の対処法や、税金に関する授業を義務教育の時点で教えるべきであると断言します
これらは大人になってから困ることの代表例でしょうから
まとめ「職場体験は無駄教育」
目的も曖昧で「対価を得る」ことすら教えない中途半端な職場体験は、無駄で無意味でアホ丸出しの教育です
学校やアホ役人が「成長を感じる良い感じの教育だー!」って自己満しているだけです
「何となく良い」といった空気感でやっているでしょうから、具体的な効果なんか気にしていないでしょうし実際に効果なんかあると思えません
こんな教育は廃止にすべきでしょう