去年の秋頃からでしょうか、弁護士の佐々木亮弁護士と北周士弁護士に対して不当な懲戒請求が相次いでいます
その件数は数え切れないほどで、960人ほどが2人に対して懲戒請求を送りつけている
問題の匿名ブログとは「余命三年時事日記」というブログで、極右思想の人達が更新しておりネトウヨと呼ばれる人たちのバイブルになっています
では今回の問題はどのようにして起きたか書いていきましょう
余命三年ブログとは
自称「余命三年を宣告されたブロガー」が韓国や在日、左翼が知られたくない情報を暴露するブログだそうです
しかし中身はデタラメなものばかりで嘘&デマを流すことが日常茶飯事です
私的に訳すと「極右思想を売りにしたビジネス保守」であり、韓国などを敵認定して対立を煽って支持を集めている連中です
ついでに言うとこの余命三年ブログは非常に読みづらい
興味ある人は実際に読んでみてください
結論から言うと全く意味がわかりません
20年くらい前のメルマガ並みに読みにくいし、内容が分かりにくいようになっています
本分と読者の感想を混ぜて記事にしているせいで文脈が雑になっています
このブログを普通に読める人がいることに驚きです
今回の問題のあらすじ
余命三年ブログは韓国や在日に対する的外れな批判や誹謗中傷だけに止まらず、弁護士に対する不当懲戒請求を煽りました
簡単な時系列はこんな感じです
- 東京弁護士会が朝鮮学校への補助金についての声明を発表
- 余命三年ブログが声明に賛同した弁護士を敵視
- ブログ内で手順も掲載して懲戒請求を煽った
- 佐々木弁護士には約3000件の懲戒請求があった
- 佐々木弁護士は弁護士では何の役職にもついていない
- 「これはおかしい」と批判した北弁護士にも懲戒請求が届く
- 2人の弁護士は提訴する事を決める
このように完全に不当懲戒請求を煽っており、余命三年ブログは反省の色が全くありません
文面が意味不明で読みにくくて、何がいいたいのか分からない記事ですが反省していないのは間違いありません
不当懲戒請求をした人へ損害賠償を
16日に弁護士2人が会見し、ネット上で不当な懲戒請求を煽られた結果、業務を妨害されたとして一部の請求者に損害賠償を求める訴えを起こすそうです
請求者の中で示談を希望する者は申し出てくれれば1件あたり5万から10万くらいで相談に乗ってくれるらしいです
普通に考えたら業務妨害になるような数を送りつければ提訴されるのは予想出来ると思うのですが、余命三年の読者達は自分達の住所がバレることすら理解出来ていなかったそうです
佐々木弁護士のツイート
ネット右翼の諸君は相変わらずだなぁ。無邪気に私に懲戒請求してるのも900人くらいるけど、落とし前はつけてもらうからね。(^ー^)ー☆
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2017年9月2日
なお、ネトウヨ諸君の私への懲戒理由は、私の所属する東京弁護士会が出した朝鮮学校に関する会長声明、それに私が賛同したからだってさ。。。知らんよ(笑)。出てるのさえ知らなかったよ(笑)。一会員の私が会長声明に賛同するとかしないとか、そもそもないし(笑)。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2017年9月2日
中身はこれ。謎。 pic.twitter.com/m8XGuBKRpt
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2017年9月11日
刑事は検討中だけど、民事はいけると思うんだよね。弁護士に対する不当な懲戒請求に関する最高裁判決や下級審判例を見れば十分いけそう。ちなみに橋下氏の事件は煽った責任を問うものだったけど、私は懲戒請求した当人たちの責任を問うつもりだから同事件は射程外。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2017年9月19日
懲戒事由が私のツイートのコピペなので意味がわからないよ。笑 pic.twitter.com/Z9Pb5ph0bG
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年3月30日
もはや悪質な嫌がらせであり、弁護士としての業務に支障が出ており違法行為として扱われるレベルです
是非訴えまくってやってほしいですね
ツイッター上の反応
昨日の弁護士さんの記者会見を見たが、「相手全員に状況を郵送して判断材料を与えたい」「和解のため1ヶ月は猶予期間を設けたい」など、ほぼフルセットで相手の立場を斟酌する姿勢が伝わってきた。
— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2018年5月16日
にも関わらず、その会見を受けて当のブログがあげた文章がこれである。
対話の通じない狂気。 pic.twitter.com/xOjsn4g7a2
#モーニングショー
— くるみロール(=╹◡╹=) (@pizzalovera) 2018年5月17日
未だ知らない人いると思うが、余命三年ブログに煽られた人間はこんな気持ちで懲戒請求を送っていました
これは中高年層の女性 pic.twitter.com/7Y7KWDZ0Ie
モーニングショーでの不当懲戒請求問題。
— YAF (@yagainstfascism) 2018年5月17日
×「900超のネット住民」
○ 「900超のネトウヨ」(40代以上)
事件が朝鮮学校への補助金交付を巡るものだとは報じられたけど、「余命三年」という固有名詞は出ず、事件のレイシズムという性質を脱色し、ネット炎上案件的に話を一般化させすぎかな…。 pic.twitter.com/0IMFHeCm9r
話題になっている余命信者共の懲戒請求出した話だが、懲戒請求しちゃったと思われる「愛国サセボン」って人が焦っているようだ。自分勝手な発言が目立つだけでなく「はすみとしこ」に助けを求めるも、あっさり断られる。
— ZEN (@ZEN_japan2018) 2018年5月14日
愚か者の末路はこんな感じなのだろう。
#余命三年時事日記 pic.twitter.com/cIQuAtLrMB
余命三年に煽られ不当懲戒請求をしたやつら、「うかつだった」と気づいて和解するのはまだほんの少し救いはある。裁判をぶっちしたり闘うやつらは確実に負けるけど、それも、世の中が悪い、在日が悪いと責任転嫁し、最後はテロを起こしたり集団自殺までいってもおかしくない。余命は厳罰に処すべき。
— 無量光 (@muryoko26) 2018年5月17日
ところでネトウヨをデマ扇動して弁護士・ささきりょう氏らに懲戒請求した『余命三年時事日記』というブログですが、2012年に「余命三年と宣告されて」という記事書いて居ますが。いえ、存命であること自体はいいのですが、ただの嘘つきではないか、と。そんなのに騙され続ける方も悪いと思いますね。
— 小路 (@komichi2) 2018年5月10日
とまあ完全にバカにされていますね
当然の話なのですが
まとめ
余命三年ブログがやっている事は悪質なデマを撒き散らしているだけで、本人達の「日本国の為に」なっていません
ただの自己顕示欲と承認欲求の塊であり、その欲を満たすために攻撃してくる害悪なわけです
愛国カルトと呼んでも良いレベルの連中ですよ