去年、運送会社に勤めていた方が心不全で亡くなり、原因は仕事であると労災認定していたというニュースがありましたね
当時の報道を見ると常軌を逸する勤務状態だったようだ
一日12時間労働で週に1回の休日でも電話対応を余儀なくされ心身ともに休む暇がなかったようです
亡くなる直前の1ヶ月の時間外労働が108時間あったとされている
休日も電話対応していたのならもっと働いていたことになるだろう
- 働きすぎると本当に亡くなってしまう
- 人間に休息は絶対必要なものだ!
- 周りが気づいた時にはもう遅い
- 月100時間の残業は異常だろ
- もしあなたが過労で命を落としたら悲しむ人は誰か
- 命を落としても国は何もしてくれない
- 命を一番優先にして、必要な法律を学び情報を集めよう
- まとめ
働きすぎると本当に亡くなってしまう
英語の辞書に「KAROSHI」と掲載されるほど異常な話である
人が働きすぎて命を落としてしまうなんて普通に考えられるだろうか?
信じたくないが、現実に起きている
しかも1回2回の話ではない!他の国でもあるとは思うが、日本発症の現象とみなされているのだ
確かに長時間労働すれば収入はある程度はあるかもしれないが、過労で倒れ最悪な結末を迎えてしまう可能性も上がる
何とも悲しい話だ
人間に休息は絶対必要なものだ!
長時間働いてロクに休みを取らないと精神的・肉体的負担が限界を超えて脳出血や心臓麻痺などを引き起こす
その結果、命を落としてしまうのだ
精神的に追い詰められ過ぎると、うつ病などを発症し自ら命を絶ってしまうこともある
このように悲しいとしかいえない話なのだ
要はストレスが原因なのだ!病気の原因にストレスが大きく関係していると考えられるからこそ、休息は絶対に必要であると断言する
周りが気づいた時にはもう遅い
あなたが過労に苦しんでいるとして、それを周りが気づき始めた時には手遅れになる可能性が高いです
もし周りの人間があなたに「ちょっと危ないんじゃない?大丈夫?」って言ってきたら完全に赤信号なので早急に休もう
しかしそう言われてつい出てしまう言葉は「仕事があって休めない」だろう
その気持ちは痛いほど分かる!責任感が強ければ尚更だろう
だけど仕事は誰かが何とかしてくれるが、あなたの命は何とかしてくれないし取り返しがつかないのだ
体調不良の名目で休めばよい
突発でもかまわない、だってもう危ないんだから!
月100時間の残業は異常だろ
普通に考えてそんなに働かせる企業は異常としかいえない
災害や仕方ない理由があるならまだしも普通じゃなさ過ぎる
いくら36協定で時間外が可能といっても限度時間というのがあるので無限に残業が出来るわけじゃない
あなたが勤める企業に36協定届の資料があるはずだ、それには時間外についての記載もされている
これを確認出来るならしてみよう
記載に違反していれば労基法違反の疑いが濃厚だろう
つかそんなに残業させるなら人を雇えよ!!
あ、「残業代払っていたら会社が倒産する!」って考えている企業は遠慮なく潰れてください!違法行為を犯す企業は擁護する価値無しです
もしあなたが過労で命を落としたら悲しむ人は誰か
あなたのご家族があなたの悲報を受けたらどう思うだろうか?まずいい気はしないだろう
親兄弟もそうだがご結婚されてお子さんもいたら家族を路頭に迷わせ悲しみを与えることになる
損害賠償請求して金を取れても肝心な存在であるあなたは戻らないし、小さな会社だと賠償金が取れるかどうかも怪しいし、だいたいその労力を費やすのは誰だろうか?
あなたが家族を持っているのなら、仕事で命を落とすことがあってはならない!
だから危ないと思ったら遠慮なく休もう
命を落としても国は何もしてくれない
悲しい事だが、この国はこういう問題から自動で守ってくれるしくみがない
なのであなた自身が行動しないといけないのだ
人の命を奪った企業の謝罪会見を見たら分かるが、謝ったらそれで終了!
お金を払う場合もあり!・・・以上である
残されたご遺族は「泣き寝入りするか」「長期間戦うか」のどちらかだ
なぜ被害を受けた側がこんなに苦悩せねばならんのか・・・おかしな話である
命を一番優先にして、必要な法律を学び情報を集めよう
あなたが最悪な最期を迎えないためにまず出来る事は法律を学ぶことだ
労基法から覚えると良いだろう
ネット環境があるのなら沢山情報は出るし、法テラスのような団体もあるから相談するのも手だ
そして転職することも候補に入れよう!転職に関しても情報が少ないと不安だし、なかなか決心が出来ないだろう
人間不思議なもので、転職を決めると元気が出てくるのだ(私はそうでした)
まとめ
この日本と言う国はあまりにも労働者に冷たい
労働者側が法律を知らないと損をする事が多いのだ
多数派が知らないのでブラック企業もやりやすい構図があるのかなと私は思う
自分の命は自分で守る事が重要なのだ!