安倍政権が進める「働き方改革」ですが不安要素がたっぷりあります
結論から言えば失敗するでしょうし、我々労働者が守られることはありません
こんな記事が
懸念を持つ人は多いようでこのような記事になっています
残業禁止するのは良い事なのですがこのままでは失敗する
その理由と解決方法を書いていきます
残業禁止の具体策が無い
記事にも書いてありますが「働き方改革」には残業禁止の具体的な案がありません
というのは「長時間労働を是正しましょう」って言っているだけでルール違反した企業へのペナルティや労働者救済の案が全く無いからです
つまりこれまで通り、問題が起きたら自分達で行動して解決するかありません
長時間労働を是正するように企業に言っただけでは表向きには守るでしょうが、シワ寄せが労働者に降りかかります
「定時までに何としても終わらせろ！」
「定時過ぎたらタイムカード切ってから作業しろ」
↑こんな事が頻発する恐れがあるのです
明らかに多い仕事量が問題なのに時間だけ制限をかけても労働者が大変な目に合います
本来必要なのは「違反した企業への罰則」で労働者の救済の充実なわけです
家に帰ろうとしないフラリーマンは別問題
記事に書いてある「家にまっすぐ帰らないフラリーマンが増加している」というものですが、これは労働問題とは別です
家庭の問題であり、その家庭で解決するべきなのです
毎日定時退社になるなら家事くらい手伝ってもバチは当たりませんよ、世の男性は深呼吸して奥さんと仲良くしてあげてください
残業禁止によって発生するデメリットは企業が悪い
記事に書いてある「残業禁止にすると収入が減る」についてですが、そもそも論で残業が生活に必要って事は賃金が低いと同義です
定時で業務が終わるようにマネージメント出来るなら適切な賃金を払えるはずです
それ以外だと浪費に気をつければ生活に困る事は無いと思うのですよ
昔勤めていたところも残業が多いから給料もそれなりにあるパターンでした
残業分を抜くとアルバイトのほうが高い時給計算だったのでバカらしくなり転職しましたね
残業が無いと賃金が低い会社はダメなので転職を考えましょう
「労働について」を学生時代から教育させるべき
日本の労働環境の原因は「教育」であると断言します
労基法も学ばずに社会に出る若者達は何がダメで何が良いかわかりませんし、法律がどういうものかもわかりません
何もわからないままですから企業にいいように使われやすいのです
「問題が発生したら証拠揃えて労基監督署へ」って事も知らない人も多いし、経験無い人がほとんどでしょう
労働契約が何なのかを学生から教育しておけばこのような問題は少なくなると確信します
中学～高校で「労働基準法」と「関連の法律」を社会の必修科目に入れるべき
まとめ
政府の「働き方改革」は聞こえのいい言葉を並べただけのハリボテに過ぎません
なので頼るのは非常に危険なのです
これまで通り労働問題は自分の力で解決するしかありません
まず問題が起きたら調べて対策を考えていきましょう
過去記事にも書いてあるので読んでみてください
この世界から労働問題が無くなりますように
