とてもまずいニュースですね
茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所で放射性物質漏れが発生しました
何と作業員9人が被爆の疑いがあり現在検査中だそうだ
このニュースを聞くと20年ほど前に起きた『東海村JCO臨界事故』を思い出しますね
作業員達の安否が気になります
事故の概要
1月30日の午後2時ごろ、研究所内で作業員9人がプルトニウムが入った容器「グローブボックス」から中のものを取り出す作業をしていた
その作業中に放射性物質を検知する警報が鳴った
現在、作業員9人の被ばくを確認しているが、内部被爆と皮膚被爆の症状が無いと日本原子力研究開発機構が記者会見で発表した
一応「異常なし」とはなっている
原子力機構は「放射性物質の環境への影響は無い」と発言してしまっているが根拠は無い
どうして漏れた?
記者会見でも「原因は不明」と言っており、事故の原因究明が急がれる
容器からプルトニウムが入った物質を取り出そうとした時に漏れたと予想されるが、何故漏れたのかは全く分からないそうだ
そのうち報道されると思います
東海村JCO臨界事故から20年
東海村で放射性物質漏れと聞くと『東海村JCO臨界事故』を思い出す
検索すると非常にショッキングな画像や当時の様子を綴った記事を見る事が出来る
あの事故の原因はずさんな作業工程管理にあり「そらあかんわ」と思うぐらいに酷い話であった
ウラン化合物の粉末を溶解する作業では正しい工程で行わずにステンレス製のバケツで行っていたりしていたのだ
そんなずさんな作業中に臨界状態になってしまい作業員達が被爆してしまったのだ
強い放射線を浴びてしまった作業員は染色体を破壊されてしまい、新しい細胞が生成出来なくなる
例をあげると白血球が生成されなくなったり皮膚も生成されなくなる
細胞のサイクルが遅い脳ミソと心臓以外は放射線により新しい細胞を生成しなくなる
時間が経つと新しい皮膚が作られず古い皮膚が剥がれていくので、全身が赤くなり出血が止まらなくなる
白血球が生成されなくなるので肺炎などにかかりやすくなるし敗血症にかかってしまうので治療手段も無くなってしまうのだ
被爆した3人は多臓器不全で亡くなった
まとめ
現時点では詳細がまだわかりません
9人の作業員に深刻な被爆は確認されてなかったくらいで、外部にどのくらい放射能漏洩しているのかは不明です
政府や報道機関が正しい報道をすることを願い・・・って期待しても無駄かもしれません