熊による獣害がたまに発生している日本ですが、これだけ被害者が出ているのにも関わらず、熊に接近しようとする者がいるようですね
知床で熊の家族にに遭遇
— HMDHRYS (@HMDHRYS) August 3, 2019
雰囲気的にもう少し接近できたと思い後悔してます。 pic.twitter.com/8nxzWoWoJu
動画を投稿した男性は熊の親子に遭遇し、その様子を撮影しようと接近していました
これが非常に危険だとして炎上しているようです
ってことで熊の危険性を書いていきます
熊の戦闘力
北海道の場合はヒグマ、本州の場合はツキノワグマ、日本には2種類の熊が生息している
どちらも雑食性ではあるがとても力が強く、肉食の面もある
強靭な筋肉の塊である前足には鉤爪がついており、一振りで人間に致命傷を与えます
リアルに言うと攻撃を喰らえば肉をごっそり持っていかれてしまいます
熊は時速50キロで走ることが可能であり、もし襲われた時は人間の足では走って逃げても追いつかれてしまう
噛まれたら骨折は免れないほどに噛む力も強いので、捕まれば助かる可能性は低いのです
銃が無ければ基本的には勝てない相手ではあるが、日本には包丁一本で倒したマタギがいたり、海外にも熊に襲われた時にナイフで熊の口内を攻撃して倒した例がある
もし熊と戦って勝ったとしても致命傷を負う確率が高いので注意である
ガンダムで例えるならば、人間が連邦の『ボール』で熊がジオンの『ビグ・ザム』ぐらいの差があるだろう
子連れは危険度MAX
他の野生動物にも言えることですが、子を持つ親は攻撃的になっています
自分達以外の生き物が近づいてくることを「敵の接近」と捉えます
故に人間が不用意に近づけば「こいつは敵だ」と母熊が攻撃してきます
それこそ容赦無いので襲われたら終わりですよ
人を襲った熊の末路
熊は一度襲った対象、匂いに執着する習性を持っています
人を襲った熊はまた人を襲うようになるのです
いくら人間側がアホで不用意に近づいて熊に襲われたとしても、人を襲う熊になるわけなので処分の対象になります
人を一度でも襲えば、その熊は人から命を狙われるようになるのですよ
もし出会ったら
「森のクマさん」の歌のように悠長なことを言ってられません
基本的には目を逸らさず、背を向けずに距離を取っていきましょう
死んだフリは絶対してはいけません
大声を上げて追い払った事例もありますが、基本的はゆっくり熊との距離を離していきましょう
戦うなら
どうしても逃げれない状態であれば覚悟を決めて戦うしかありません
武器になる物を持ち、大声を上げながら熊に向かっていきましょう
熊は全身筋肉で覆われた化け物なので、攻撃しても大したダメージは与えれません
唯一、人間の攻撃でもダメージを与えれる部位は目と鼻と口内です
一か八か、そこを狙って攻撃しましょう
失敗したらゲームオーバーですがね
まとめ
基本的に野生動物は人間より強いです
鹿や猪ですら我々よりも強い力を持っていますので、まともにやりあえば致命傷を負うでしょう
私は熊以外の動物とは対峙したことがあり、物理的に取っ組み合いにもなったことがありますが、どれも非常に強かったです
「人間の10倍は強い」と直感で感じさせるほどに野生の力を見せ付けられましたね
もしあれが熊だったら今この世にいないでしょうし、もし生きていても五体満足ではないはずです
野生動物である熊と接触することは、人間も熊も不幸になる未来を作ってしまいます
遭遇したら近づいてはいけませんよ