もう今年も約2か月で終わってしまいますね
毎年、全国のどこかに寒波が到来して大雪を降らします
雪に慣れていない地方だと、いきなりの大雪でパニックになってしまうでしょう
そうならないように冬支度をしましょう
雪はこんなに恐ろしい
子供たちは雪が降ると喜んで遊ぶでしょうが、大人にとっては最悪の存在です
まずは雪の重さが脅威になるでしょう
積もった雪は意外に重たい
例えばよくあるカーポート(下の画像のような)
↑この上に30cmの雪が積もった場合、その重さは約1トンほどになるそうです
そら重さに耐えきれずに潰れてしまってもおかしくないですよ
雪かきをした経験がある人ならわかるでしょうが、スコップ一杯分の雪って結構な重量があります
一杯分であの重さなわけですから、大量に降り積もってしまえばとんでもない重さになるってことなのです
なので雪かきが重要となります
カーポートはもちろんですが、屋根の雪もなるべく落とすようにしましょう
用意したほうがよい道具
では何を用意したらいいか分からない人のために、揃えたほうが良い道具を紹介する
雪かき用のスコップ
雪かきようのスコップは軽量であるが、それでも雪かきは重労働であるので腰を痛めないように注意しよう
何を間違えたのか土木で使う金属製のスコップで雪かきをする人がいるが、そんなことをしていたら腰を痛めて大変なことになるのでしてはいけない
なるべく軽量で楽に作業出来そうなものを選ぶのが基本だ
タイヤチェーン
「私はスタッドレスタイヤ持っているから大丈夫」と思う人は多いだろうが過信は禁物だ
新雪なら確かに大丈夫かもしれないが、踏み固められてカチカチツルツルになった路上ではスタッドレスでも危険である
いわゆるアイスバーンってやつだ
いくらスタッドレスでも一度滑ると空転してしまう
坂道なら上ることすら大変である
こうなってくるとタイヤチェーンの登場だ
装着すればまず滑ることは無い
鎖タイプは素人だと嫌がるかもしれないが一番確実に滑らないのでオススメである
「鎖タイプはちょっと…」と悩むのであれば、ゴムタイプもあるのでそちらを勧める
ゴムタイプは装着が簡単なので苦手な人でも出来るだろう
チェーンに使われるゴムはタイヤと同じような素材で出来ているので、ハサミやニッパーといった刃物で切ろうとしても全然切れないのでかなり丈夫だ
で、使用後のお手入れについてだが
鎖タイプは水で洗った後に乾燥させて、水気をとって油をさしておこう
ゴムタイプは日の当たらない場所で乾燥させた後にしまっておこう
ちゃんと手入れしておくことで長持ちするのである
食糧と水
住んでいる立地にもよるが、高台だと家から出れなくなったり買い物も出来なくなってしまう
車での移動が無理なら歩きになるわけだが、歩いて大量の食糧を運ぶことは現実的ではないし、まして大雪なら転倒恐れもあり危険である
水やカップ麺など保存が出来るものを備蓄しておこう
これは地震などの災害においても必要なので、普段からしておいて損はないはずだ
大雪となれば当日はもちろん、次の日も身動きが取れなくなる
3日分の食糧と水は常に備蓄しておこう
水は2ケースほど持っておけば大丈夫だろう
灯油と石油ストーブ
これは家庭によっては必要無いかもしれない
石油ストーブはすぐに暖かくなるので、災害時にはとても役に立つだろう
大雪で停電した時、ファンヒーターが使えなくなれば凍えてしまう
そんな時に石油ストーブがあれば暖を取れるってわけだ
灯油はポリタンク2つほど備蓄しておけば大丈夫だろう
スキー&スノーボードウェア
普通に考えたらレジャー用の服だが、大雪の時には非常に役に立つのがスキーウェア・スノーボードウェアである
雪山での使用が基本であるウェアなので、当然のことながら雪に強く暖かい
大雪の外で活動する際にあなたの強い味方になってくれるだろう
まとめ
大雪対策は今からしておきましょう
12月中旬になれば、いつ寒波が来るか分かりません
「明日大雪の予報です」と聞いてから動いても、間に合わない可能性があるし焦ってしまって判断を誤ってしまうことだって考えられる
災害対策は常日頃しておくものです