いつの時代でも大人気アニメのドラゴンボールシリーズ
『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』と
私は丁度『ドラゴンボールZ』の世代です
2018年に放送が終了した『ドラゴンボール超』ですが、Z時代を知っている人から評判が良くないように感じますね
今回は超が何で批判されるのかって点と、私的ドラゴンボール論を書いて行こうかなと
ドラゴンボール超が批判される理由
凄い簡単な理由です
Zと違うから
一言で言えばこういうことでしょう
Zと超の違いを並べるとこんな感じ
- OPED曲が影山ヒロノブかどうか
- BGMが違う
- 作画が違う
- 声優が高齢化
- 純粋な悪役がいるかいないか
大体はこんなところでしょう
昔のドラゴンボールを見ていた人からしたら、変わってしまった点が多すぎて受け入れにくくなっているのと思われます
OPやEDは影山ヒロノブが定番でしたし、BGMも緊張感のある曲が多かった
作画については時代が違うので全く違うのは当然なのですが、手書きならではの迫力があるZの方がカッコイイです
声優については、Z時代に演じていた役者が高齢で引退したり亡くなってしまったりと、仕方ない理由で交代しています
悟空役の野沢雅子さんは現在83歳と高齢ですから、いつ引退してもおかしくない状況です
Z時代のフリーザは純粋な悪として描かれており、超のように味方になってりするようなキャラクターではありませんでした
ベジータも敵から味方になったキャラですが、こういうのは1作品1人か2人程度が丁度良いと私は思います
あの敵もこの敵も味方になっていたら緊張感も無いし面白くありません
私的嫌いな点
まずギャグ路線に走り過ぎているところですね
元々鳥山明さんはギャグマンガを書き買ったそうで、ドラゴンボールよりドクタースランプのが彼らしい作品と言えるでしょう
しかしアニメのドラゴンボールZのイメージ付けは強く、原作には無い緊張感とハラハラドキドキ感があるのです
それがギャグ路線に走りまくったら面白くないですね
次にこれはZ時代でも言えることですが、
超サイヤ人のバリエーション増えすぎだろ
3でも「おいおい」ってなってGTの4でガッカリさせられたわけですがね
スーパーサイヤ人ゴッドって何よ
金色の次は赤色ですか?
スーパーサイヤ人ブルーに至っては失笑レベルの酷さですね
赤色の次は青色ですか?
サイヤ人は信号の色が好きなのかしらね
初期の超サイヤ人の映像を観てくださいよ
特別感が格好良かった
何ですか?ゴッドやらブルーやら
「ウケがいいから種類を増やしてやれ」という程度の低い考えが垣間見えますね
超の致命的点は、その世界の最上位の存在を登場させてしまった点でした
全王というチートみたいな存在を登場させてしまったがゆえに、どんな悪役が登場してもパッとしない
改造コードと入れまくってゲームをつまらなくしてしまうアホプレイヤーと同じです
本編ではありませんが、映画ブロリーは最低ですね
ブロリーみたいなキャラクターは、過去がどうであれ純粋な悪であるからこそ魅力があるのに、あんな善人みたいなキャラクターにしてしまっては魅力が皆無です
純粋な戦闘狂って感じでZ戦士が正攻法で勝てないってのがブロリーでしたが、映画ブロリーのあれは何ですか?
緊迫感が皆無です
そもそもフリーザ編が頂点だった
Z時代が好きな人には申し訳ないのですが、私としてはドラゴンボールはフリーザ編が一番だったと思います
圧倒的な敵、とても味方になるようなキャラではない悪の帝王フリーザ、そして「これ悟空勝てないんじゃない?」と感じさせる絶望感
どれをとっても最高でした
人造人間編で私の中のドラゴンボール熱が下がっていきましたね
だってあれだけのインパクトがあったフリーザがトランクスに瞬殺されるんですよ
100%フルパワーなら超サイヤ人の悟空に対して、ある程度なら戦えるのに何であんなあっけなく倒されてしまったのか
過去のボスキャラをやられ役・かませ犬のような扱いをしてしまうのが、ドラゴンボールの嫌いな点ですね
これはセルも同じです
超サイヤ人2並まで強くなったパーフェクトセルが、魔人ブウ編ではパイクーハンに速攻で倒されます
こんなことをすれば強さのインフレが起きるのは当然です
パイクーハンもその後に魔人ブウにやられてしまい、結局何の為のキャラクターなのかわからなくなってしまいました
フリーザ編まではこんなことは少なく、強さのバランスも良かったかと思いますね
まとめ
超が何でダメと批判されるのかは、
Zと違うから
たったこれだけの理由です
私としてはドラゴンボールはフリーザ編で終わっていますね