トモーヌのひとりごと

レゴや音楽、政治などを扱う雑記ブログ

広島土砂災害 あれから3年経つ、豪雨の恐ろしさとは

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皆さんこんばんは、日曜日はニュースの日です

最初はこのニュースから

時事通信社から引用させていただきます

  3年前の土砂災害で避難所になった広島市安佐北区の市立三入小学校では今年度、児童が住民から体験を聞き取り、紙芝居にする取り組みを始めた。指導する教諭は紙芝居作りを通じ、「災害を伝える担い手としての自覚を持って生きてほしい」と考えている。
 5年生51人は6月から、総合的な学習の時間を活用し、自主防災組織のメンバーら住民4人から当時の天候や状況を聞き取りを実施。災害が起きた時の不安や避難までの葛藤を表現した物語を紙芝居にまとめる。
 夜間に雷が鳴り、雨が激しくなる中で、いつどのように考えて避難したのか。一つの家族の行動を通して、見る人に具体的なイメージを持ってもらえるようにする。絵は2学期から描き、完成した紙芝居を児童が11月にも上演。地域の住民も招いて発表する。

 

災害伝える担い手に=体験聞き取り紙芝居-地元小学生、上演へ・広島:時事ドットコム

目次

3年の月日が経った災害

平成26年8月豪雨により広島県広島市北部で大規模な土砂災害が発生しました

短時間に降った雨の量があまりにも多すぎたせいで、住宅地近くの山が崩れ人々を襲いました

細かいのも含めて170ヶ所で土砂崩れが発生し、道路や橋梁への被害も290ヶ所と確認されています

更に根谷川が氾濫してしまい、周辺の土手が崩壊してしまいました

 

この災害で亡くなった方は74名、土砂災害による人的被害としては過去30年で最多です

133軒が全壊し、330軒が損壊し、4100軒以上が浸水被害を受けました

 

当時、広島市は災害発生前に住民からの通報を複数寄せられていましたが、広島市が避難勧告の発令は4時30分とかなり遅く、対応の遅さを指摘されています

 

大雨は怖い

雨をあなどるなかれ、この広島市を襲った豪雨の雨量は多いところで1時間あたり121mmに達していた

この雨量の多さにピンとこない人もいるだろう

簡単に言うと降水量が1時間121mmとなる水の量とは、1m2の面積に121mmの水が1時間で溜まるということだ、これが10分間降ると1m2の面積にコップ120杯分の水が溜まるという事、1時間経つと121リットル溜まるわけです・・・

※当方計算弱い為、間違っていたらごめんなさい

1時間でそんな量の水が満遍なくその地区に降れば、水が集中してしまう地点に膨大な量の水が溜まる、そして許容範囲を超えると溢れてしまい住宅を襲ってしまう

 

こう聞くといかに恐ろしいかお分かりになるだろう

 

トモーヌの豪雨経験

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まず思い出せるのが東海豪雨だ

今から17年前の9月11日に東海地方を襲った記録的豪雨である

この時の1時間当たりの最大雨量は120.5mmだった

当時私は中学生だった、学校の授業が終わろうとしている時間帯だったのを覚えている

学校のグランドや周辺の道路は川のようになっており、水深も膝下くらいのところが多かった

結局学校側は「速やかに下校するように」と判断し、皆気をつけながら下校したのだが・・・

もうね、道が川になっていて水の勢いも強かった

帰るのに一苦労でした、今を思えばとても危険だったんですよね

 

私の住む三重県も大きな被害が出ましたが、愛知県や岐阜県も甚大な被害を出ており、特に名古屋市天白区野並地区は被害が激しく、土地が低いがゆえに行き場を失った水が集中する上に天白川に排水した水が逆流するという悪循環に見舞われた

その結果、住宅の1階は水没し溺れて亡くなる人もいた

 

豪雨災害の対策は難しい

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一言に雨といっても量が増えれば甚大な被害を起こす

どのくらい降ったら危険なのか判断が難しいところだ、なので早めに対策を打つのが定石だろう

やや強めの雨(ザーザー降りで1時間あたり10~20mm)であっても水が集中し易い場所は危険度が高い、土地の低いところに住む方はこの時点で避難を考えると良いでしょう

 

油断の怖さ

トモーヌの場合、土砂降りでも「このくらいの雨なら大丈夫だろ、大げさな事じゃない」って思ってしまうんだよね

めっちゃ油断しているわけよ

んで時間が経って「え・・・やばくね・・・」ってなってしまって後悔するという

これはおそらく多くの人が陥り易い話だとトモーヌは思う

この油断が命取りに繋がるわけだ、私もこう考えてしまう自分を反省したい

 

まとめ

豪雨災害は早めの対策が必要であることは間違いない

そして油断が一番の敵かと思われる

「このくらいなら大丈夫だろう」

こう思ったら危険が迫る恐れがある事を覚えておこう

 

仮に早めに対策して何も無くても、それはそれで幸運であると考えよう

 

台風や豪雨の日に「田んぼの様子を見てくる」と言って流されてしまって命を落としてしまう事件がたまにありますよね

農業をしない人からすれば「なぜそんな危ないことを・・・」って思うでしょうね

農家さんからすれば、田んぼがダメになれば収入源がなくなるので心配で仕方ないわけです

用水路の管理をしている人は氾濫しないかどうか確認したり、自分で出来る事を考えてやる人もいるそうです