不景気な世の中、労働者は売り手市場で失業のおそれが低いと思っていても、いつ何があるか分からないのが世の中である
誰もが失業の可能性はあるわけだ
仮に失業したとしてすぐに次の職が見つかれば良いのだが、見つからない場合はとても困る
そんな時は雇用保険制度を利用しよう
雇用保険とは離職したあとに受ける事が出来る給付で、すぐ仕事見つけれなくて困る場合に役に立ちます
では受ける為の手順を説明しましょう
手続きの手順
会社を辞める時に離職証明書を書きます
そうすると辞めた後にしばらく経つと離職票が届きます
次にハローワークに行きます
その際の必要なもの以下の通りだ
- 離職票
- 本人確認出来るもの(免許書など)
- 証明写真(たて3cm×よこ2.5cm)2枚
- 印鑑
- 本人名義の普通預金通帳(郵便局も含む)
- マイナンバー
手続きが完了し受給資格の決定後、受給説明会の日時を教えてもらえます
そして「雇用保険受給資格者のしおり」ももらえます
マイナンバーの記載が必要なので忘れないように!
次のステップ「受給説明会」について説明しよう!
受給説明会
必要な持ち物
- 雇用保険受給資格者のしおり
- 印鑑
- 筆記用具
説明会はおよそ1時間30分ほどで、説明を受けてビデオを視聴して資料の説明といった流れです
説明会を受けた後、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を貰いうけ、第1回目の「失業認定日」を教えてもらえます
失業の認定
4週間に1度、失業の認定が行われます
指定された日にハローワークへ行き「失業認定申告書」記入し、「雇用保険受給資格者証」とともに提出します
失業の定義をおさらいしよう
失業には定義があります
「積極的に就職活動していても就職できない状況で、心身共に健康な場合」です
なので以下のパターンは給付を受けれません
- 病気やけがのために、すぐには就職できないとき
- 妊娠、出産、育児のため、すぐには就職できないとき
- 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
- 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき
失業の認定を受けようとする期間中に原則として2回以上の求職活動をしないといけません
求職活動の範囲
- 求人への応募
- ハローワークが行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講など
- 許可・届出のある民間機関(民間職業紹介機関、労働者派遣機関)が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、求職活動方法等を指導するセミナー等の受講など
- 公的機関等((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方自治体、求人情報提供会社、新聞社等)が実施する職業相談等を受けたこと、各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験
自分の都合で退職した場合は給付貰えるまでに3ヶ月の待機期間があります
会社都合の場合は待機期間はありません
まとめ
以上の項目を経て給付を受ける事が出来ます
基本手当を受けれる期間は90日~360日です(各種条件による)
やむを得ない理由で会社を辞めた場合、収入面に不安があるだろう
次の就職先が見つかっていないなら尚更でしょう
だからこういう制度をしっかり利用して就職活動をしよう
解からない事があったら地元のハローワークに電話か直接相談しにいこう
物事は早めにしたほうが良い
特に公的制度を利用する場合は早急にすべきである
基本的に給付などの制度は自分から動かないと対応してくれない
なので思い立ったらすぐに行動をしましょう