日本のインターネットは恐ろしいスピードで進化してきました
スマホの普及によって今や利用しない人の方が少ないでしょう
しかし利用者が増えたと同時にモラルの低い人が目立つようになってきました
バカッター・炎上などはもちろんですが、基本的なコミュニケーションが出来ない人も多いですね
なので今回は「日本のネットモラルについて」と「インターネットを安全に利用するポイント」を書いていきましょう
日本人は否定的
日本人の特徴だと思うのですが、何に対しても否定的であることが多いです
「新しいことを始めたい」と言えば「金かかるぞ」「それ意味があるの?」といった否定的な言葉を投げかけることはよくある話
日常生活ではそこまで気にはしないかもしれませんが、ネット上では露骨に日本人の否定的な面が見えます
楽器演奏の動画に対して「下手糞」や「○○の技術がまだまだ」といった自称専門家みたいな発言をする奴が多いですし、公式のゲーム動画には誹謗中傷に罵詈雑言が書かれていたり、人の見た目に対して「ぶっさ」といった悪口が当たり前のように書かれていますね
誰かが目立つことをしていれば誹謗中傷をしたくなるのが日本人の特徴なのかもしれません
悪口でなくても上から目線のアドバイスや、余計な一言をつけるのも否定的な思考が基本である証拠です
他にも自己顕示欲と承認欲求も非常に強い傾向がありますね
なのでネット上で発言をすれば、一定の確率で否定的なアクションが来るのは覚悟したほうが良いです
誰もが発信者である危険性
否定が基本のネット界、そこは誰もが発信者になれる環境です
スマホがあれば言論を公開出来るし映像を配信出来る
発信したものに対して気軽にメッセが飛ばせるので、批判したい人間は感情に任せて発信者に対してアクションを起こします
ネットが無かった頃で言うなら、テレビ局やラジオ局に電話でクレームを入れるノリですね
昔は企業・団体が発信するのが基本でしたが、今は個人が発信出来るわけです
家の周りで映像配信すれば在所がバレる可能性があるし、部屋の間取りが分かるような映像や画像を発信すれば住所と建物の名前が特定される危険性があります
企業や団体だったら別に問題は無いでしょうけど、個人となれば危機管理やリスク管理を行うのも自分自身なわけです
何が起こっても誰も助けてくれません
個人が発信者になるって事は大きな危険を背負うわけです
もし問題がある発信をすれば訴えられたり逮捕されたりしますからね
軽い気持ちで発信するのは控えましょう
文字でのやり取りが苦手な日本
ツイッターでよく見るクソリプと呼ばれる書き込みを見ると、文字でのやり取りが苦手な人が多いと感じます
- 相手が何を言いたいかを読み解く能力が低い
- 自分の感じたままに反論してしまう単純脳
- 自分の解釈に対する懐疑的思考が無い
クソリプを飛ばすような人間は、相手が何を考えているかなんて考えていません
単純に自分が気に入らないと感じたままに反論・批判をしているだけに過ぎません
友達とお喋りをしている時に「お前アホやなー」って言っても冗談と捉えられることはよくある話ですが、ネット上で「お前アホやなー」と何かに一言つぶやけば怒って反論してくることがあります
それは同じ言葉でも文字にすれば、冗談なのか本気なのか判断がつかないからです
そして判断が正しいかどうかを疑う思考と、「どっちなのか分からないので保留」という余裕のある思考が無い人が多いのでしょう
これに自己顕示欲と承認欲求が交ざってくるので始末に負えませんよ
文字から人の気持ちを読み解く能力が低い人は多いので要注意
個人情報を載せてはいけない
罵詈雑言や誹謗中傷を生きがいにしているような人間、何でもかんでも否定ばっかりする人間、読解力や文字から気持ちを読み解く能力が皆無の人間、色んなダメな人がいるわけです
そんな利用者が多いネット上に個人情報を載せるのは自殺行為です
自分の容姿を載せるなんてNGです
私がネットを利用し始めた頃(1999年~)では、自分の顔写真をネットに載せることは危険というのが一般的認識でした
スマホの普及とSNSの進化、アプリの進化によって顔写真・プリクラを載せることは珍しいものじゃなくなりましたが、特定されたり住所がバレる危険性を含んでいるのは今も昔も同じです
あなた自身と分かってしまう情報は載せないようにしましょう
まとめ
元々ネットはアングラな面もあったが利用者が限られており、現在のような問題は少なかったのだが、スマホの普及で利用者が増えたことによって問題の数も増えた
日本人は基本的に否定から入る人が多いので、ネット上でそれが露骨になる
トラブルの可能性が高いので個人の情報は載せないようにすべし
今更、日本人にネットモラルの向上を願ったところで無駄なので、予防するのが基本かなって思います